- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761267957
感想・レビュー・書評
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経営者の考えるがんばらない経営が何なのか?
そして、そこを軸に展開されるケーズデンキが他社量販店と一線を画す差別化のテーマを学べました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家電量販店K'sデンキの加藤修一さんの「がんばらない経営」についての自著。「がんばらない」ということはムリ・ムダ・ムラがでない仕組みを作ること。できもしないことは望まず、奢らず謙虚にゆっくりと成長し続けて創業64期連続増収。
その様々な試みの根底にあるのは非常に合理的な考え方で、現場主義。
事業は終わりのない駅伝競走というのも印象深い良い言葉でした。 -
私を『がむしゃら』ではなく、『自然』に『余裕』を持って生きていくように教えてくれる本
いつもいつも価格競争にさらされているイメージの強い
家電業界。
しかし、こんな競争の激しい社会でも
しっかり、地に足をつけている会社があるんだと
気がつかせてくれた本でした。
”常に種まき、刈り取るのは自然に実った果実だけ。”
一番効率の悪いようなやり方がとらえ方、進め方次第で
絶対的な方法に変化することを教わりました。
ぜひ次回作も読んでみたい、直接お話を聞いてみたい経営者のひとりです。 -
「がんばらない経営」でなぜK'sデンキは64期連続増収となったのかわからなかったが、根底にあるのは、加藤氏の非常に合理的な考え方であるように思う。「がんばらない」とは、「努力しない」ではなく、「できもしないことをがんばらない」と言い換えると理解できた。
これも、経営の教科書的な存在となりました。 -
がんばらない加藤さんの一冊。
頑張らないの捉え方だと思うが、ある意味無理をさせずに普通のことをやって普通に業績を伸ばしているので、この経営は素晴らしいと思う。
ただ、本書では”なぜ”ここまで業績が伸びているかの本質はよく分からなかったと言うのが実感。 -
お客様にとっての一番を増やす
売上を伸ばすには、店のファンになってもらう -
従業員に優しい企業が結局は勝つのかね?
私のいる企業は業界9位なんだけど、こんな優しくないぞw
先日読ませて頂いた未来工業さんの本といい
バリバリ働くなというのが最近のスタンダードなんでしょうか。
とか思ったんだけど
良く考えてみたら違うよね。
副次的な効果として人件費と光熱費浮かせてるもんね。
人件費をなるべく固定費にするようにどう飴を与えるか。
そこが最初の着眼点な気がする。
そこから労働生産性の向上に繋げいくわけか。
そしてそこには三方よし、win-winの関係が出てくる、と。
本当に参考になる。 -
残業もノルマもない働きやすい職場を作り、離職率は業界平均の3分の1。社員の財産を増やすためにIR活動まで行い、自社株配当年1600万円・時価換算10億円社員も登場! これほどまでに社員を大切にする企業風土を作り、その社員の支えで創業64期増収(減益は2回だけ)という長期安定成長を続けている「がんばらない経営」のすべて。