- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763006325
作品紹介・あらすじ
舞台はアメリカの小さな町ブラックストーン。すべては、廃墟となって町を見下ろす古い精神療養所を壊すときから始まった。プレゼントが届くとなにかが起きる連続事件。すでに三つのプレゼントが届けられ、犠牲者は三人となった。町の住人は、犠牲者が精神療養所と関係があるのではないかと疑い出す。町の新聞『ブラックストーン・クロニクル』の編集長オリヴァー・メトカフは、療養所のことを考え出すと割れるような頭痛に悩まされ、元院長で自殺した父親と自分自身の過去に怯えるようになる。ふたたび、黒い人影は闇のなかで次のプレゼントを丹念に選んでいた…。4番目のプレゼントはリネン地のハンカチ、5番目のプレゼントはステレオスコープ、6番目のプレゼントは剃刀…そして、事件は終幕を迎える。黒い人影はだれなのか。
感想・レビュー・書評
-
頭の中にこんな町の設定が持てるのは羨ましい。
またブラックストーンに行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
がーん、ジョン・ソールなのに後味が悪くないよ!(笑) 個人的には「ジョン・ソール作品は後味悪くてなんぼ」ってなイメージがあるので、なんか物足りない感じがしないでもない。でもこちらの方が一般受けしそうかな。
とはいえ、陰惨な要素の数々はさすがジョン・ソール。まさかあの人やあの人が再登場するなんて! 「暗い森の少女」と「闇のなかの少女」は先に読んだ方がいいですかね。特に「暗い森の少女」は絶対。ここにきてようやく報いが降りかかりましたか……。 -
設定は面白いけど最初から犯人が判ってしまうあたり、訳が残念だったのか原作が残念だったのか。。。
しかも作品自体暗い。。。
-
傑作