金持ちになる男、貧乏になる男

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132109

感想・レビュー・書評

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  • なかなか良書であった。金持ちになるにはまず発想を変えねばならない。自由になるためにはある程度のお金は必要。

  • 金持ち思考と貧乏思考の違い。

  • 常に意識して過ごそう。自分の未来を信じよう。

  • 考え方の根本に差があって、行動が変わってくるんだと思った。新しい視点が多く得られた。「はっ」とさせられる考え方に巡り合えるんではないでしょうか。

  • 毎日、「私は思いのままに金持ちになることができる」と自分に言い聞かせよう


    貧乏になる男は「小銭を貯める」ことを考え、
    金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える

    貧乏になる男は「自分の努力」の対価としてお金を稼ぎ、
    金持ちになる男は「チームの努力」の対価として大金を稼ぐ

    貧乏になる男は「快楽」を追求し、
    金持ちになる男は「利益」を追求する

    貧乏になる男はお金を「有限」の資産と考え、
    金持ちになる男はお金を「無限」の資産と考える

    貧乏になる男は誰かに「助けてもらおう」と考え、
    金持ちになる男は自分で「物事を解決しよう」と考える

    貧乏になる男は「すぐに金持ちになりたい」と考え、
    金持ちになる男は「金持ちにふさわしい人物になろう」と考える

    貧乏になる男は自分が金持ちになるに「値しない」と考え、
    金持ちになる男は自分が金持ちになるに「値する」と考える

    貧乏になる男はできるだけ「怠けよう」とし、
    金持ちになる男は人一倍の「努力」をする

    貧乏になる男は「努力せずに楽しよう」と考え、
    金持ちになる男は「努力を楽しもう」と考える

    貧乏になる男は「古きよき時代」に固執し、
    金持ちになる男は「現在に生きて明るい未来」を夢見る

    貧乏になる男は「負けないように」安全策をとり、
    金持ちになる男は「大成功を狙って」フルスイングする

    貧乏になる男はがっかりしないように「小さな期待」を抱き、
    金持ちになる男はワクワクするために「大きな期待」を抱く

    貧乏になる男は自分には「成功する才能がない」と考え、
    金持ちになる男は「考え方が成否を分ける」と考える

  • 人生で何を手に入れたいかを考え、その願望を実現するために全力を尽くす
    自分はできるという信念が成否を分ける
    現在に生きて未来を夢に見よう

    親が子供にかける言葉
    私はおまえを信じている
    おまえなら必ずできる

  • なんとなく、少しわかる気がしてきた。



    大衆の遊び…
    野球、サッカー、バスケットボール、フットボール、ビデオゲーム

    金持ちの遊び…
    ゴルフ、テニス、乗馬、チェス

    なるほど。

  • *私が多くの金持ちに話を聞いた理由は、自分も金持ちになりたかったからだ。その際に気づいたのは、金持ちになるには、まず金持ちの「考え方」を身につけなければならないということである。
    *貧乏になる男は「小銭を貯める」ことを考え、金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える。貧乏になる男が短期的な利益のために守りに転じるのに対し、金持ちになる男は長期的な成功のために攻めに転じる。貧乏になる男が恐怖と不安を意識して行動するのに対し、金持ちになる男は豊かさを意識して行動する。金融危機のさなかでも、金持ちになる男は小銭を貯めるという貧乏人の考えを拒否し、創意工夫をして大金を稼ぐことに労力を傾ける。物事をもっと大きく考えて、お金を稼ぐ力を最大化しよう。
    *貧乏になる男は「時間」をお金と交換することを考え、金持ちになる男は「アイデア」をお金と交換することを考える。貧乏になる男はお金の心配をして莫大なエネルギーを浪費している。しかし、金持ちになる男はつねにより豊かになることに意識を集中している。貧乏になる男は時間をお金と交換して稼ごうとするばかりで、社会に役立つ創造的なアイデアを考える努力をしない。時間をお金と交換するという考えから脱却し、創造性を発揮しよう。そして、人びとの役に立つ画期的な解決策を見つけ出すことで大きなお金を稼ごう。
    *もし汗水たらして働くことが、経済的成功の秘訣なら、工事現場の作業員やレストランのウエイトレスはみな金持ちになるはずだ。しかし現実はそうなっていない。一方、金持ちになる男は戦略的視点からもっとも儲かる分野に労力集中し、人脈」、信用、能力にレバレッジをかけて結果を最大化する。レバレッジとは、「てこ」の原理を利用して小さな力で大きな力を発揮することである。たしかに金持ちになる男も一生懸命に働くが、それは通常の意味においてではなく、競争相手よりも深く考えるという意味においてである。金持ちは成功を名誉の勲章と考え、貧乏人は労働を名誉の勲章と考える。貧乏人が一日の終わりに心身ともに疲れてクタクタになっているのに対し、金持ちは貧乏人の雇用を維持するための方法を考えてワクワクしている。その結果、貧乏になる男がわずかな給料を得るのに対し、金持ちになる男は無限の豊かさを手に入れる。唯一の違いは、汗水たらして働く代わりに知恵をひねることだ。資本主義社会のすばらしさは、誰もが自由に考え方を変えられることである。ところが、ほとんどの人はそれをしない。どうやって考え方を変えればいいかを知らないし、それができるとも思っていないからだ。結局、金持ちはますます資産を増やし、貧乏人はそれを横目でにらみながら請求書の支払いに追われる。汗水たらして働かないとお金は稼げないという思い込みを捨てて、レバレッジをかけて成功する方法について考えよう。
    *金持ちになる男はお金を稼ぐことに意識の大半を集中し、そのための活動を楽しむ。たとえば、不動産への情熱を不動産投資に、絵画への情熱を美術品投資に、数字への情熱を株式の売買に注ぐといったぐあいだ。このように金持ちになる男は趣味を生かしてお金を稼ぐ。つまり、趣味と実益っを兼ね備えているのだ。彼らは時間と労力にレバレッジをかけることことが成功の秘訣のひとつであることを熟知し、それを大いに活用する。貧乏になる男は大リーグの選手とチームのデータを覚えて楽しむ。一方、かねもちになる男はそれと同じ時間と労力を使って利益を上げるアイデアを生み出す。貧乏になる男からすると、金持ちになる男はいつも働いているように見えるが、大好きなことをして利益を追求しているだけだ。主な違いは、大好きなことをして稼ぐか、大好きなことをするために嫌いな仕事をして稼ぐか、ということだ。私が長年にわたって話を聞いた金持ちの大半は、「大好きなことをするまでは、たくさん稼ぐことができなかった」と言う。大好きなことをするとき、人は一日中ずっとそれについて考える。それだけの時間と労力をひとつのことに集中すれば、それが何であれ、やがて成功することは間違いない。
    *多くの成功者は、金持ちになるには自分が何をするかではなく、自分がまず成長しなければならないと考える。労働そのものよりも、その根底にある考え方が財産を築く原動力になるということである。貧乏になる男は金持ちになるのは幸運や才能が必要だと考えるが、その要因はもっと基本的なことにあるという事実を多くの研究が明らかにしている。それは考え方である。金持ちになる男は自分が金持ちになれるという信念をもっているのだ。つまり、自分には金持ちになる権利があると考え、どんなに失敗しても最終的には勝利を収めることができると確信しているのである。貧乏になる男は何かをして「すぐに」金持ちになろうとする。一方、金持ちになる男は成功も失敗もすべて含めてあらゆる経験から学んで成長し、成功を収めるのにふさわしい人間になろうとする。これはすばらしい戦略だ。なぜなら、市場の動向や偶然などの外部要因に頼るのではなく、自分が成功に値する人物になることをめざしているからである。
    *金持ちは自分を賢いとは考えていなしい、生涯を通じて低賃金で肉体労働に従事する人を見下すどころか、彼らの体力と気力を称賛している。実際、四十年間も身を粉にして働きつづける炭鉱労働者やレンガ職人の勤労精神は見上げたものだ。肉体労働は資本形成には不向きだが、金持ちは肉体労働者に敬意を抱いている。自力で財産を築いた人は資産形成が知性や学歴とはあまり関係なく、集中力と忍耐力のたまものであることを知っている。貧乏になる男がテレビの娯楽番組やビデオゲーム、ネットサーフィンに興じる間に、金持ちになる男はひたむきに努力して財産を築くことに集中する。金持ちの多くは高校や大学を卒業していない。彼らは若いころに学校で習っていることに意義を見いださなかった人たちだ。実際、学校のカリキュラムの大半は、社会に出て成功するための知恵を扱っていないし、教師の大半は財産を築く方法を知らない。たしかに金持ちは学校教育の重要性を理解しているが、学校で習ったことが資産形成に役立ったと主張するひとはほとんどいない。金持ちになる条件は知性や学歴ではなく、明確な目標を設定し、それを達成するために全力をつくすことだ。どんなに手間取ってもあきらめず、どんなにつらくてもやり抜く不屈の精神をもつ必要がある。きわめて単純な話だが、そんなに簡単なことではない。最大の問題は、多くの人が自分は金持ちになれないと思い込んでいるために、大きな目標に挑戦しようとしないことだ。
    *人間はつきあっている人と似てくるから、成功者は成功者に引き寄せられるのだ。類は友を呼ぶという法則からいうと、金持ちは小金持ちとはつきあおうとはしない。しかし小金持ちは金持ちの仲間入りを目指しているから、金持ちと付き合いたがる。金持ちはお金について独創的な考え方をするから、つきあっていると学ぶことが多い。結局のところ、人間はふたつの方法で知恵を得るしかない。ひとつは読書、もうひとつは自分より賢い人とのつきあいだ。
    *億万長者の邸宅に行くと気づくのは、成功の秘訣が記された本がずらりと並んでいることだ。読書はというと、金持ちになる男はビジネス書と自己啓発書をよく読む。金持ちになる男は成功の秘訣を学ぶため本をむさぼり読む。金持ちが世界の富の大半を独占している主な理由は、飽くなき探究の精神をもって生涯学習に徹しているからである。要するに、成功の秘訣を学べば学ぶほど成功して金持ちになるということだ。きわめて単純な原理だが、実践している人はわずかしかいない。

  • 再読だけど、改めて気づかされたことがかなりあった。

  • この本を読んで、私は自分のお金に対する考え方を、大きく変えた。母親が貧しい家庭に育ったこともあり、幼い頃から、贅沢は敵だ!というような考え方が自分には染み付いている。小銭を貯めるより大きく稼ぐこと、物事を大きく捉えること、自分に大きく期待し、人一倍努力をすること。それは、すべて日々をワクワクした物にしてくれる秘訣だと知った。

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