「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132505

感想・レビュー・書評

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  • 元スタバCEOの岩田さんの著書。MBA型経営ではなく、人間力経営とでも言った方が良いのでは??と思うほど、人間の「徳」や「感じ方」「気持ち」を大事にしている所に惹かれました。岩田さんは「ミッション経営」と言ってらっしゃいますが、人の力を最高に引き出すために、社員が腹落ちし、同じ方向を向ける「ミッション」を掲げていると思います。一度一緒にお仕事してみたいなぁ〜。

  • 自分が部下を持つようになった時に再度読み直したくなる本。

    ①リーダーシップとは生まれつきのものでは決してない
    ②地位は権力ではなく責任である。そして、権力が増す分だけ責任も増す。
    ③部下を叱るときには自尊心を傷つけない叱り方をする
     →「あなたらしくない」、やっかいな問題の際は「あなたでさえ・・・」
    ④何かを指摘するときは、何かを肯定して、褒めたうえで「こうしたほうがいいんおでは?」と伝える。
    ⑤絶対にしてはいけないことをした際は、声を荒げてでも怒りを表すべき
    ⑥「みんなを幸せにしたい」という思いがリーダーの最大の原動力であるべき
    ⑦仕事をお願いするときは、全体における仕事の意義・意味・背景や必要な意味(WHY)を伝えてあげる
    ⑧スキル系の能力だけを高めても、いずれ限界が来る。真に高めるべきは「人間性」
    ⑨どうしても合わない部下→真摯に話し合う。長所を認める。
    ⑩「人は信じてもいいが、人のすることを信じてはいけない」「事実」が重要
    ⑪リーダーが最もしてはいけないこと「逃げる」こと。「上の人が言っているから・・・」等
    →「信頼」を失う
    ⑫「困っていることの解決」をなしに部下は上司についていかない。
    ⑬いかに大きな・正しい志を抱けるか。これがリーダーに問われること
    →できるだけ高い視点で物事を見るようにする
    ⑭優れたリーダーに欠かすことの出来ないことは「人間力」
    →自分は未完だと自覚し努力しなければならないという意識を持つ
    ⑮人間の目指すべきところは「自分のためでなく、いかに他人や社会に目を向けていくことができるか」ということ
    ⑯どうすれば「人間力」を示すことができるか?
    →「無私の心を持つ」→私心を捨てる
    ⑰リーダーは恨みに任ずる覚悟が必要
    ⑱ずっと自分を磨き続ける努力をする。あらゆるものを自分を磨く道具にする
    →人間力さえ磨ける
    ⑲これがうまくいかなくても人生終わるわけではないという割り切りも重要
    ⑳きっと何かの意味があって自分は生きている。いや生かされている。

    上記に合わせて個人的に下記のことも自分には面白かった。
    個人のミッションを考える際「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」これらが合わさったものを自分のミッションにするとよい。

  • 人格者たれというメッセージを強く感じる。
    キレイ事が並んでいるようにも思えるが、「お天道様の目」を意識することは確かに重要だ。四書五経を読んだことがないので、一度は読んでみようと思う。

    ・東洋哲学の理想リーダーは、深沈厚重型の静かな闘志を持った人、優れた人格をもった人
    ・「地位は権力ではなく責任である」ピーター・ドラッカー
    ・リーダーになったら、自分たちの存在意義は何か(ミッション)を真っ先に考える
    ・3ヶ月でおおよその概要をつかみ、ひとつのアウトプットをだし、次の3ヶ月でそれを実践にうつす
    ・個人のミッションは「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」の3つの円の真ん中
    ・部下の意見をメモる(いい意見が出てくるように)
    ・だいじな事は何度でも繰り返す
    ・コピーなどはもちろん自分でもできるけど、時給の高い私がするのではなく、まだ時給が安いあなたがそれを代わりにしてくれれば、私はもっと付加価値の高いしごとができる。
    ・人事だけは迷ったらやらないと決める
    ・「俺はいいと思うけど上がダメだと言う」は禁句
    ・無駄と思える時間は極限まで減らす努力をする(風呂でどの順番で洗えばいいかさえ考えた)
    ・人格者になるためには、自分への厳しい見方が必要
    ・「かぶる帽子はひとつ(人によって態度を変えない)」ハワード・ビーハー
    ・「大変だったが、しかし素晴らしかったと言える人生を送りたい」リチャード・バック かもめのジョナサン

  • リーダーはかっこいいとは限らない。
    リーダーシップは生まれつきのものではない。誰でもリーダーになる素質はある。
    著者のベースはビジョナリーカンパニー2飛躍の法則という書にある。
    そこに書かれているリーダーは謙虚な姿勢を持ち、人格的にも優れたリーダー。

    人を動かすより、まず自分を動かせ。

    地位は権力ではなく、責任である。

    自分のミッションを考える。好きなこと、得意なこと、人のためになること。

    ネガティヴなことをなるべく言わない。これはよく聞く話である。

    叱る際はあなたらしくない。というニュアンスで話をするとのこと。

    部下とはお酒を飲まなくてもいいような関係を日頃から作っておく。お酒に逃げない。

    仕事を頼む時は、何故必要か。ということをきちんと伝える。

    部下の場合は仕事のプロセスを見る。そのことがモチベーションアップにつながる。

    to do goodよりto be goodの方が大事である。

    頭の中を解放するために体を動かす。
    睡眠時間は大事。起床時刻を意識して就寝時刻を決める。
    書いて残す。それは年間のやることリストに通じる。

    リーダーに関わらず、どんな人にも当てはまる教訓が書かれている。

  • 2012.11 電車の中の広告で見つける。

  • kobo

  • スターバックスコーヒージャパンの元社長岩田氏の1冊


    地位は権力でなく、責任である
    みんなが納得する、頑張れるミッションを作る
    お前が失敗しても、会社は潰れない
    本質的に付加価値を生み出している一番大切な瞬間を見逃すな
    会議の際は一番したのこから意見を聞き自分は一番最後に
    自分おことしか考えない部下は禄は与えても地位は与えてはいけない
    事実と判断を分けて報告を聞く
    リーダーは逃げてはいけない、上が決めたからとは言ってはいけない、きちんと部下への説明責任を持つ
    逃げは組織に危機的状況をもたらす、決断することが大事
    何か困ったことはない?

  • 元日本スタバのCEOの岩田さんの本。納得できました。

  • 読書メーターからの引っ越し

  • これは自分の中で久々のヒットかな。
    いやホームランだす。

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著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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