- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763199911
作品紹介・あらすじ
目のつけどころには、パターンが存在する!いますぐ「斬新なアイデア」と「キレのいい発言」があなたのものに。「分析の6つのモノサシ」「5つの3秒テクニック」「山田式『黒十字アイデア法』」など、20年間の試行錯誤のなかで培われたテクニックとパターンを初公開。
感想・レビュー・書評
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使えるフレームワークがたくさん。図書館で借りたけれど自分用に購入したいと思っています。
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目のつけどころ…山田真哉
目の付け所にはパターンがある。自分の中でアイディアを生み出すためのフレームワーク。他人とのコミュニケーションで、説得力や切れ味のある発言をするためのフレームワーク。
ワンパターンに考える。ネーミングから考える。共通項から線を引く。対義語から物事を意見してみる。反対のものを考え、検討対象から一度距離を置いてみる。
図とマトリックスで考える。軟派、硬派。総論、各論の二軸で物事を考える。十字ですね。説得力=目の付け所×手段×権力
情報格差は説得力に応用できる。有名な本には〜仕事ではよくあることですが〜は情報の非対称として権力。
数字、その単位、ひっくり返す。
人はあまり数字を意識して使ってないので、意識して使うと効果的。目の付け所がいいものをみたら、いただき!という気持ちで自分のものにする。 -
軸を2つクロスすれば、アイデアが生まれる舞台が整うという黒十字アイデア法の紹介。
最初のアイデアがどの事象に位置するかを定め、そこからそれぞれの事象に振って考えるという非常にシンプルな発想術である。
同じようなものにマインドマップがあるが見慣れていない人には何のことかわかりづらいという。
人とは違う目のつけどころをアイデアや発想に落としこむ方法としては良いのではないだろうか。 -
「目のつけどころ」とは、結局のところ、さまざまな視点で物事を見たうちの、すぐれた視点のこと
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この春大学生になりたくさんの人と話す機会ができたので、この本からいただいたテクニックで少しでも目のつけどころがいい人に思われたい
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黒十字アイデア法
硬派軟派、総論各論
意見をいう時は感情を交えず具体的な理由をあげる
カタチ(大小、数量、長短、高低、色、状態など)にして表現する -
★読む目的 !
目の付けどころを学ぶ!
★INPUT
・生まれつき天才的に目のつけどころがええ人はいる。しかしそういう人は、『変人』である場合が多い。変人だから、他人が考えないような考えが浮かぶ。斬新な発想、人と違う発想というのは、頭にポンと浮かぶものでない。見つけるものである。どこから切ったらおもしろいか、切り口を見つけること。視点を増やすことが、目のつけどころをよくする。
・視点というのは、結局のところ、立場や役割にのっかっていることが多い。『普通のこと』しかいえない人は、今ある自分の立場でしかモノをいっていなことが多い。目のつけどころがいいというのは、その場にいるみんなが思いつかなかった立場に立つということ。
・山田式マトリックスの主軸設定(何を主軸に設定するかで、アウトプットの質が左右される)
①『硬派か軟派か』:世の中のすべてのことは『硬いこと』と『軟らかいこと』でできている。例)純文学⇔ライトノーベル、保守⇔革新
②『総論か各論か』:硬軟と同様、あらゆうことは、総論に振れるか、各論に振れるかのどちらか。例)幹と葉っぱ、本業と副業
・黒十字アイデア法
①まずは『硬派・軟派』『総論・各論』の2つの軸で事象を分ける
②もともとの案が、どの事象に位置づけられるかを定める
③その事象から、残りの3つの事象に、それぞれ振って考える
④出た案から、もっともふさわしいものを選ぶ
・情報の非対称性(情報格差)
自分だけが知る情報をつくれば、そこに情報格差が発生する。そして、相手にその情報を提示すれば、そこに説得力が生まれる。本をたくさん読んで知識を増やすこと、さまざまな仕事をして経験を増やすことがビジネスパーソンにとっては大事。
★ウガンダの感想
いつもしょうむない&薄っぺらいコメントしかできん自分には、とても参考になりました!これからも、しょうむない&薄っぺらいコメント書きまくりまっせ!
★一言で言うなら
『視点を自由自在に!』
★OUTPUT
・スクランブル交差点イメージ法
スクランブル交差点に立つと、こちら側にも向こう側にも人がたくさんいる。その一人一人の気持ちになって考える。老若男女、いろいろな人をイメージできればできるほどよい。『立場』や『役割』から考え、視点を増やすことが、目のつけどころをよくする。
・多くの立場や経験をしたり、本を読んで知識を増やす
得た知識や経験をしてきた立場の数が、目のつけどころのよさにつながっている。『目のつけどころ』とは、結局のところ、さまざまな視点で物事を見たうちの、すぐれた視点のこと。1個や2個の視点からチョイスするより10個の視点のなかから選ぶ方が、よいものが見つかる。その為にも色々と知識を吸収したり経験し分析すること。
・分析をして世界を広げる
①まずはすべての事象をワンパターンに考える
②ネーミングから考える
③身体感覚で形状をとらえる
④距離感を推し量る
⑤共通項から線を引く
⑥対義語で大きく逆に振る
・図やマトリックスで理解し、それを使って説明する
マインドマップは、相手のためのアウトプットではなく、自分の頭のなかのメモにすぎない。他人には分かりにくい。マトリックスのほうが整理しやすく、相手にも分かりやすい。
・断定形で言い切る
『昼+めがね』『おしゃべり+クソ野郎』などの足し算ネーミングのキモは、異質な言葉の組み合わせて違和感を出すこと。そして言い切ること。そうすることで人の興味をひきつけ、物事の本質をつく表現ができるようになる。 -
ブレークスルーをする際や会話で気のきいた一言を言うためには、どんなところに目をつけたらよいか著者がこれまで蓄積してきたことを紹介。著者曰く「目のつけどころ」の教科書。視点の移動が大事な点。マトリックス表を描いて考えること。結論を言ってから理由を述べること。数字に注目することなどが極意。
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黒十字アイデア法が役立つ。思考の停止を避けるためのテクニックがたくさん。企画職者は、たまにポイントだけ読み返すとよい。