- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766211603
感想・レビュー・書評
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手元において何度も読み返して自分の一部にしていきたい一冊。
著者が社長業を続けてきたなかで出会った名言やフレーズを紹介しています。中には見慣れたフレーズもありますが、添えられたコラムを読むと、こんな見方もあるのかと目からうろこです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.9.6
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素敵な格言がたくさんあった。
励ましてくれる本。
社長の仕事ぶりの手帳かと思ったら、マインド系の本でした。期待とは違ったけれど面白かったです。 -
【2020年7月23日読了】
・見出しだけざっと読んだ
・著者の佐藤満氏は、国産自動車メーカーの一社員からドイツ、アメリカの大手自動車メーカーの法人社長を歴任した人物。その佐藤氏が経営の現場で四苦八苦しながら書いた手帳を基にした本書は、やはり迫力がある。書いてある事は通り一遍のことだが、著者が自ら考え抜いて紡いだ言葉なので、著者にとっては千金の価値がある。が、これは著者の言葉であって、読者である僕の言葉ではないため、響いてこないし身にならない。
・いい本だと思うが、やはり自分の頭で捻り出した原理原則が大事だと再認識した。
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『社長の手帳』/佐藤満
これまで、そこそこの書籍を読んできました。本との出会いも人の出逢いと同様に一期一会ですね。
この書籍との出会いは、数年前に青森の八戸に一人旅に行った時の帰りの新幹線を待っていた時にふらっと立ち寄った本屋さんでした。
本書と続刊の2冊をその場で購入しました。
今般の状況をきっかけに、自分の「読みたい本棚」にあった本書を手に取りました。
改めて読んでみると、時代を感じられる考え方であったり、新たな発見があったりとやはり、面白いですね。
著者は、大学を卒業後、世界38か国を放浪。商社勤務を経て、31歳で本田技研工業に入社。中南米担当となってブラジルに赴任後、系列会社の社長を務めたり、その後、数々の自動車会社の社長などを歴任している人で、その人が感銘を受けた言葉などをまとめた書籍となっています。
p13
紙一重の差
はじめは些細な努力、紙一枚程度の厚さの差の努力だとしても、それらが徐々に積み重なると、紙が厚みを増していくように大きな差となる。一見、取るに取らない厚さが、継続することによって、とてもつもない力(差)を生み出すのです。
「自分は紙一重の努力をしているか」
このことを自問自答して頂きたいと思います。
p126
「人間に差はない。あるのは違いだけだ」(本田宗一郎、ホンダの創業者)
「差」というのは、人間を上下関係でとらえ、できる人、できない人に区別することで生じます。
しかし、人間を横の関係でとらえてみれば、全ての人はある分野では得意、またある分野では不得意があるという
「違い」があるだけだとういことがわかります。
p152
「青春とは人生のある時期を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた想像力、逞しき意思、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失った時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増やすが、情熱を失う時に精神はしぼむ」
(『青春の詩』、サミュエル・ウルマン、アメリカの実業家、詩人)
書籍を読む上で、咀嚼する力が大事だなといつも痛感します。まずは、その書籍について受け入れる努力をする、その中かから、自分で取捨選択をする。 -
30
・学生の頃にも読んだ本。熱い。
・5つの豊かさ。Health,Heart,Hobby,Friend,Money。それを自分基準でバランス良く。
・素晴らしい未来を心に描ける力を持ち、一歩ずつ前進していくこと。 -
ホンダアメリカ支社長の、名言備忘録。著者がビジネスにおいて損耗にした名言がのっている
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名言プラスその解説、というのが基本スタイルの本。
はっとさせられる言葉も多かった。
悪く言うなら、名言の寄せ集めとも言えるので、広がりは少ないか?
でも、一冊で多くの言葉と出会えるので、何かを得ようと思って読める人はいろいろなものを得られると思う。 -
親戚から薦められて読了。
引用してある文章は面白い。但し出典の表していないものが多いのが残念。
言葉自体は4割くらい他のビジネス雑誌やホームページや名言集で既に知っているものもあり。
正直太字の引用文だけじっくり読みました。社長の解説がポジティブ過ぎて、基本ネガな私には1章でお腹いっぱい。
チャンスに恵まれて、そこから努力して成功した強者の目線。
経営者や経営を目指している方々には共感ポイントもあるのか…も…? -
続編も出ているようで、立ち読みでさらっと読んだが、この1冊目のよさに比べ、若干見劣りすると感じた。
この本は、既出の名言に由来するものもありつつ、一つ一つにしっかりとした重みを感じられ、何度も読み返している。