東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 ―会社が捨てるのは、利益を出せない人 (リュウ・ブックスアステ新書 96)

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766710960

感想・レビュー・書評

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  • 若手には一読を

  • 間違ったことは言ってない。
    数字を見ても妥当だと思う。
    しかし会社の側からの論理だけしか見ていなく、サラリーマン側の視点からは全く見ていない様子。その物の言い方にはあまり心地の良い話し方には感じられない。
    自分も個人事業主として生活してるから、利益やキャッシュフローに対して追求する考え方は痛いほど分かるけど、それを赤字社員に伝えるには足りないものがあると思う。
    こんな感じのものの言い方をする社長がいたら、赤字社員は赤字社員のままな気がします。
    レビューの中で、これを社員に徹底的に読ませたいと書いてあるのを見たけど、この本を読ませただけで社員は変わるだろうか?
    そこについては疑問。


    しかし利益貢献しない赤字社員がこの数字を意識する必要があるのも事実。
    もう少し感情に訴える様な言い回し方にすればいいかなと思ったりしました。

  • 大崎Lib

  • ★×4.0

  • この著者は、同じことを別のタイトルで出版しているようで。
    本書にかぎらず、煽るタイトルの本が最近は多いな。

  • 購入者:鈴木
    「東大卒」「中卒」という言葉は出てこないが、会社がほしいのは数字が押さえられない東大卒より数字を押さえられる中卒である。それは間違いないのではと思いました。

  • 数字に対して、しっかり意識をしていきたい人にはオススメな一冊です♪


    自分の中で衝撃だったのは
    『じんざい』という言葉。

    『人財』となるか『人材』となるか•••
    『人在』となるか『人罪』となるか•••

    容赦ない感じがありますが、実際にその会社が継続するにはとても必要なことです!

    ドキっとした方はぜひ読んでみて改善してみるとイイかもしれません(^-^)/

  • 会社員であれば、どんな仕事であっても
    会社の数字を押さえて
    仕事をすることが求められます。

    本日ご紹介する本は、

    会計の知識をベースに
    赤字社員、黒字社員の考え方を示した1冊。

    会社に貢献するというのは
    どういうことかがわかりやすく
    書かれています。


    ポイントは
    「利益貢献」

    「自分は会社の利益に貢献しているか?」
    ということを考える場合、
    自分の給料や、必要経費が
    自分が貢献した利益より多いかが基本です。

    そして、一般的には
    最低でも給料の3倍の働きが必要です。


    「共有」

    自分一人が頑張っても大したことはできません。
    でも、自分の得意な仕事を
    他の多くのメンバーに共有してもらい、
    他のメンバーが効率良く利益貢献ができるようになれば、
    自分の会社への利益貢献はドンドン高まります。


    「仕事」

    単純にいわれたことをこなすだけでは
    仕事とはいえません。

    本来の仕事は「収益を増やす」か「コストを削減する」かの
    どちらかにつながっている必要があります。

    収益、コストの2つを意識して
    自分がやろうとしている仕事を考えてみましょう。


    「誰と付き合うか」

    ビジネスにおいては「誰と付き合うか」で、
    自分の成長速度は大きく変わります。

    赤字社員から仕事を教えてもらうと、
    やっぱり赤字社員になります。

    会社で活躍する人は、
    一緒に働く人たちに貢献している人です。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「従業員1人当たりの会計データ」で業績を管理し、従業員の生産性を常に注視する
    大きな数字も自分に身近な数字に置き換え、ゲームを攻略するかのようにビジネスを進める
    常に周囲が効率的に仕事ができるように、自分の業務の優先順位を理解する
    社会人であれば、最悪のケースを想定しながら仕事をすることは基本中の基本
    あなたの仕事は「収益を増やす」か「コストを削減する」かのどちらかにつながってなければならない
    人間にしかできないこと=利益を上げる方法を「考える」こと
    会社の強み、部署の強み、自分の強みで、顧客、会社、組織に貢献する
    あなたの会社で一番活躍している人は、一緒に働く人たちに最も貢献している人
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1章 ◎ 3人に1人は赤字社員 その1人は一瞬で見抜ける
    2章 ◎ 会計に強い、でも利益を出せない人
    3章 ◎ この30分で赤字社員が黒字社員に変わる
    4章 ◎ ワンランク上の黒字社員はここまで考える
    5章 ◎ あなたの「活躍度」診断、「リストラ度」診断
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/d91649b393f9c378.png
     

  • 会計をバックグラウンドに、利益を上げ会社に貢献できる人材について書かれているが、ターゲットは若手社員と思われる。僕には新たな気付きが得られる内容は無かったように感じたし、赤字社員・黒字社員という単純明快な区分けは、わかりやすい半面、僕には極端に感じるところもあった。

  • インパクトあるタイトルとは裏腹に、内容は会計学。
    後半からの内容が特に財務/会計を平たくした基礎知識と、
    それを読みとき、数字を意識することが大事だというお話。

    コスト・利益意識、経営者感覚、
    今一度肝に据えるには読み易く手軽な本でした。

    「とにかく頑張ります!」「一生懸命」「かなり、結構、」「感覚的には、、、」
    数字に裏打ちされない同僚や部下の上記のような発言には振り回されないように。自分は人材、人財となり、さらにそれらを周りに増やすため自身の行動を常に見直していきたい。

    (給与+採用コスト)÷経常利益率=従業員一人当りの必要な売上高
    これは徹底的に意識すべき。

  • タイトルは攻撃的だが、中身は数字の基礎を普段の仕事生活において、身近な例を用いて解説している会計入門書&啓発本。個人的には使われている例がわかりやすいとは言えない気がしたが、啓発系が好きな人には、数字を意識するための超基礎として悪くないのではないか。2時間あれば読める内容。
    本書における、言葉の定義(基本的な考え方)は、「黒字社員か赤字社員か=利益に貢献しているかどうか」と、利益貢献率において、「人財=10倍以上」「人材=3~10倍」「人在=0~3倍」「人罪=マイナス」といった部分が中核をなす。
    また、私自身が会社経営において一番大事にしている「従業員一人あたりの数値」について、いくつか参考になるデータが載っていたのは良かった。
    最後に余談ではあるが、先日読んだ「外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社」も同様だが、「人財」と書きたがる本は何となく苦手だ・・。

  • 役員からの課題図書。

    読み終わったときの感想は、
    そういう意味ですか、こえーって感じです。

    タイトルがインパクト強いですね。

    会社が捨てるのは、利益を出せない人。
    まあ当たり前ですよね。慈善事業じゃないわけですから。

    今の給料なら、会社に幾ら貢献するべきか。
    給料の3倍以上必要。
    まあそうだろうなー。もろもろを考えますと。
    自分の場合、営業貢献度とかがりますので、まあそれなりに
    考えたりはするけど、普通の事業会社でバックオフィスとかだったりすると、考えることもないだろうなーと。

    面白かったのは、「俺の給料、時給にしたらマック以下」と言ったら赤字社員ということ。
    前に言っちゃったことあるかも・・・・

    後半からはどちらかというと会計領域のお話です。
    感覚を養うには良い本かと。

  • 社員1人ひとりが経営者のつもりで。この視点があれば、そもそも不要な人材と見なされないだろう。就職活動の際にも言えるのだが。

  • なかなか洒落にならんタイトルです。 
    自分の立場を踏まえて改善するところはしないと! 
    と焦らせてくれました! 

    本の最後のほうは会計のお話になります。
    最初のほうがビジネス仕事術的なお話です。

  • タイトルから想像していた中身と違いましたが、おもしろかったです。
    さくさくと読みやすい文章でわかりやすく、人事的な内容というよりは会計的なお話が書かれています。結構どきりとする内容も書かれていましたが、いろいろ考えさせられたし、すごく勉強になりました。

  • ・数字で語れるか。重要な数字をおさえているか。
    ・自社のビジネスモデルは何か。
    ・自分のホウレンソウがコスト又は利益に繋がると意識しているか。
    ・他人の時間を意識しているか。

  • うちの会社では、何年かすると分かってくるような、社会人としての基本をつらつらと。OJTのトレーナーをやっているので、テキストとして使った。

  • 仕事術の本です。赤字社員、黒字社員など、またしても「雇われる」ことが前提になっていますが、この本は会計の考え方が多く、単純に優秀な社員という視点でなく、経営としての知識も必要です。自分の働いている会社がどのような経営状態か把握していない人は多いのです。わたしもそうです(笑)
    一部上場の会社でも経営状態が良くないところも多いと思います。しかし、株式市場が効率的であれば、それは既に株価に反映されているのでしょう。
     ここで話がそれてしまいますが、効率的市場ではどこまで株価に盛り込まれているのか不思議に思います。
     ・今現在の最新情報までか。
     ・最新情報で予想される未来までか。
     ・未来まで盛り込まれているのであれば、どれぐらい先の未来までか。
    よくわかりません。よくわからないからおもしろいのかもしれませんが。。。

  • タイトルが面白そうだったので読んでみた。内容は当たり前のことばかり。一社員であってもコストを意識して自らがいくら利益貢献しなければならいのか考えよ、ということ。後半の会計の事例部分は基本会計知識があれば読まなくてもいい。

  • 前半は赤字社員(会社に損害を与える)と黒字社員(会社に利益をもたらす)の比較の話、後半は会計学(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)の話。計算問題が12問あり、これが結構難しくて(会社員には易しい内容なのだろうが)いかに普段どんぶり勘定なのか思い知らされる。

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