〈3・11後〉忘却に抗して: 識者53人の言葉

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制作 : 毎日新聞夕刊編集部 
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768456903

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  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災。100年後も記憶される日に、日本の叡智は何を考えたのか。高村薫、梁石日など、識者53人へのインタビューを収録する。『毎日新聞』夕刊掲載「日本よ!」を単行本化。

    「地震の災害も一年たたない内に大抵の人間はもう忘れてしまって此の高価なレッスンも何もならない事に殆ど見えすいて居ると僕は考えへて居ます。」寺田寅彦

    科学者,学者,作家いろんな人の言葉。

  • 3.7。無理な方もいるが、同じテーマ、同じ面子で今語ったものを読みたい。あと仮でいいから一般市民向けの具体案を提示してもらいたかったな。思想や方向性だけでなく。

  • 若い方も数名いますが、ほとんどが60歳以上の著名な方へのインタビュー記事ということもあり、落ち着いていながら熱い思いが感られる言葉が多かったです。
    震災関係の本で、SF作家さんのエッセイ「3・11の未来」がありましたが、それと比べるとこちらの方が身近に感じしみるものがありました。朝日新聞のインタビュー記事ということで、作家さん本人の文章ではありませんが、その分言葉で印象に残ったことを取り上げてあり読みやすかったです。年齢を重ねている方の言葉だからでしょうか、とても励みになりまだまだ日本は頑張らなければいけないと思いました。

著者プロフィール

●高村薫……1953年、大阪に生まれ。国際基督教大学を卒業。商社勤務をへて、1990年『黄金を抱いて翔べ』で第3回日本推理サスペンス大賞を受賞。93年『リヴィエラを撃て』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞、『マークスの山』(講談社文庫)で直木賞を受賞。著書に『レディ・ジョーカー』『神の火』『照柿』(以上、新潮文庫)などがある。

「2014年 『日本人の度量 3・11で「生まれ直す」ための覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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