- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020011
感想・レビュー・書評
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小二の国語の教科書に書いてあったお話。
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1歳9ヵ月(図書館)
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すごくいいおはなしだった みんなは赤いのにいっぴきだけ黒いから、なんで?とおもった。
その黒いさかなはスイミーというなまえで、鬼ごっこでいつもいっとうしょうだった。
そんなスイミーがなかまとはなればなれになってしまって
かなしいおはなしだけど、みんなでちえとゆうきを出して、こわいことにたちむかって、みんながたすかったのがとてもよかった。
わたしもそうしたいとおもった。 -
おもしろいものをみるたびに、だんだんげんきをとりもどすスイミー。
絵本の中で表現される海の色や景色に感動するとともに、日本語の美しさを感じました。 -
小学2年生の時に読んで、また読みました。
スイミーの劇したなそう言えば。
スイミーは人気だった! -
2019くもん推薦図書B
スイミー。この本も子ども頃読んだ時には壮大な大冒険を感じ、とても好きだった。
我が子にも読み聞かせでそう感じてもらえると嬉しい。 -
谷川俊太郎さんの訳、レオレオニさんの作品、こどものときに一度は触れさせたい。
小さな魚たちが知恵をしぼって、海を生き残る話。
鰯や秋刀魚、実際の自然界の魚も使っている知恵。
小さな魚が大きなマグロに立ち向かう話と思っていたけれど、
万引き家族で違う解釈をしていて、いろいろあるんだなと思う。
実際に、子供たちに読み聞かせをしてみると、感動というより、
いろいろな解釈が出てきておもしろい。
スイミー。英語版も読ませたい。海外の人は、あまり知らない。 -
『あおくんときいろちゃん』(至光社)、『フレデリック』(好学社)、『さかなは さかな』(好学社)等の絵本作家として日本でも広く知られるレオ・レオニ。グラフィックデザイナー、イラストレーター、芸術家として幅広く活躍していた彼が描く絵本は、政治的社会における芸術家の役割だという哲学のもとに作られていたようです。この『スイミー』もそうでした。一匹の小さな黒い魚は、指導者というわけではなく、他の人にかわってものを見ることのできる芸術家であり、それがスイミーの社会における役割なのだとレオニは語っています(『NHK人間講座 絵本のよろこび』松居直 著、日本放送出版協会より)。スイミーは、芸術家として社会において充分役割を果たしてきたレオニ自身でもあるわけです。
デザイナーでもあるレオニの絵本では、色彩豊かなユニークなイラストもまた印象的です。イラストを良く見てください。スイミー以外の赤い魚たちはゴム版で押されたものですが、スイミーだけは手で描かれたもので「目」もあります。これだけでスイミーは他の魚とは違った特別な魚であることを意味しており、読み手は一気にスイミーに引き付けられます。このように、レオニのイラストには読み手の心をつかむ配慮がきちんと施されているのです。
仲間たちがマグロに食べられてからスイミーは独りぼっちになりますが、海の中を泳いでいくうちに、初めて見る世界を体験します。そして徐々に元気を取り戻し強くなっていきます。私たちにも、まだまだ未知のことがたくさんありますが、それらを経験することによって更に成長し続けていくのです。未知の世界を知ることは、私たちを大きくし、そこからは必ずまた何かが新たに生まれるものだと思います。『スイミー』は、そんなことを教えてくれる絵本です。
〜レビュアーHP "ehon of wonder"より抜粋〜