地域ブランドを引き出す力―トータルマネジメントが田舎を変える!―

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772604482

感想・レビュー・書評

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  • 主に農と食に焦点を当て、
    各地方での取組み内容とその背景を
    細かくまとめている本。


    第1章 輝く女性は地域再生の星
    第2章 農のメッセージを明確に届ける
    第3章 地域の財産を活かして未来をつくる
    第4章 商品にオリジナルストーリーを付与する
    第5章 町づくりをプロモーションする
    第6章 地産外商で元気になる町
    第7章 イギリスに見る農のデザイン力
    第8章 フライブルグのオーガニックライフ

  • 興味深いタイトルだったので、手に取ってみた。
    全国、ヨーロッパの成功事例の紹介を通じて、地域の食材を活用し、食を提供することによって活力が生まれ、これに経済性を加えて持続させていく「仕組みづくり」が大切であることを解いている。
    やはり人を元気にできるのは「食」かなぁ?と、今更ながら再認識。
    確かに・・・BSE、農薬等、食品に係る問題が次から次へと出でくる中、安心して口に入れることのできる食を提供すること。つまり「顔の見える関係」こそが今求められていること。
    読了後、まえがきの「食の質を考えることは人生を考えることなのである。」という言葉に大きく頷いていた。
    自分の食生活も見直し必須ですな(-。-;

著者プロフィール

1952年佐賀県唐津市生まれ。食総合プロデユーサー。食育や観光事業のワークショップのプラニングから、ツアーへの展開、公開授業、幼稚園から大学まで各学校での食の講師なども手がける。北海道から沖縄まで全国の農村や町など700カ所を自ら巡る。著書に『創造的な食育ワークショップ』『本物を伝える 日本のスローフード』(岩波書店)、『ゆらしぃ島のスローライフ』『メダカが田んぼに帰った日』(学習研究社)、『子どもに伝えたい本物の食』(NTT出版)、『フードクライシス 食が危ない!』(ディスカヴァー21)など多数。

「2008年 『給食で育つ賢い子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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