SEの教科書 【完全版】 (技評SE選書) (技評SE選書 1)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774140162

作品紹介・あらすじ

SEの仕事の成否を分けるのは、コミュニケーションとマネジメントだった!業務システム開発の本質は「人」にあるということをいち早く見抜き、20年以上にわたって開発プロジェクトを次々に成功させてきた著者が、その成功の秘密を公開するSE必読の書。2006年の初版発行以来、増刷に増刷を重ね、No.1マニュアルとして全国のSEから絶賛されてきた『SEの教科書』が、続編『SEの教科書2』とあわせて改訂・完全版で登場。

感想・レビュー・書評

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  • プロジェクトが上手くいくために、できることは全てやる

    【感想】
     SEとして成果を上げてきた著者による、SEの仕事術についてまとめた話。書いてあることはまっとうなことばかりなので、納得感はある。現実的なSEの問題で考えると「いかに限られた時間・リソースで要件定義、設計を終わらせるか」という問題に帰着してくることが多い。時間をかけて、丁寧にやれば対象のプロジェクトは上手くいくことが多いが、実際はそんなに余裕がないことが多い。逆に言えば、「当然やっておくべきこと」をしっかり実践できていれば、相応の成果が出やすいのがSEの仕事ともいえる。とりわけ創造性や発想力が必要な業務は少ないからだ。本書を読みながら、いかに当たり前のことを、当たり前にやっていけるチーム作り・部内統制を創っていくかが課題に感じた。

    【本書を読みながら気になった記述・コト】
    ■分からないコト、ちょっとでも疑問に思うことは顧客にきちんと聞く

    ■「誰がやるべきことなのか」というコトにこだわらず、プロジェクトの成功のためにやった方がいいことは率先して行う

  • コミュニケーションは大事
    設計する前に、よく業務について勉強する
    プロジェクトは開始する前に、工数見積もりをして最適化をする

  • マネジメントの大切さ、会議の進め方のこつ、要求分析段階はすべて計画フェーズであるなど、役に立つ話が満載。特に第二部のWBS作成は、WBS作成の参考になる本がなかなかないなか、かなり参考になった。

  • 良く言えば様々な観点で勉強になる。
    が、悪く言えば、まとまりやメリハリが無い。

  • SEの仕事の成否を分けるのは、コミュニケーションとマネジメントだった!業務システム開発の本質は「人」にあるということをいち早く見抜き、20年以上にわたって開発プロジェクトを次々に成功させてきた著者が、その成功の秘密を公開するSE必読の書。2006年の初版発行以来、増刷に増刷を重ね、No.1マニュアルとして全国のSEから絶賛されてきた『SEの教科書』が、続編『SEの教科書2』とあわせて改訂・完全版で登場。

  • SE本来の仕事の進め方。
    理想なんだけど、現実と離れすぎていてショックを受けてしまう。

  • 「業務システム」の開発について
    基本的なことを広く書いている。
    良い点は、「IT」の個別要素技術云々ではなく、
    作りに入るまえの「業務システム」のデザイン部分が書いてある点。

    重要だと理解してたけど、改めて言及してもらった、
    という部分は以下。

    ・顧客業務の徹底理解をスタートダッシュで行う。
     徐々にとか、設計レビュー時に説明されてる、とか、
     やっているとあらゆる面で差が出る。
    ・顧客業務の理解について承認を得る。
    ・前提条件は自分で確認する
     →PMBOKの「リスク特定プロセス」のツールと技法にある
     「前提条件分析」
    ・前提条件は確定要素、リスクは不確定要素
    ・どんなに簡単でも可能な限り早く具体的実装を行い判断
    ・バーチャートよりもプロジェクト・ネットワーク図
     (PMBOKでもこっちを利用)
    ・失敗PJの根源は、計画や計画活動に対する理解不足

  • とても為になる一冊
    コミュニケーション、マネジメント
    折衝などSEにかぎらず、ビジネス全般に応用出来る、事象が、経験を踏まえた内容で書かれている、良書です。

  • SEとして理想的な仕事の仕方が書いてあり、参考になった

  • 自分が飛び込んでいく世界について。

    会社からの宿題。普段本を読みなれているからすぐに読めるだろうと思いきや、一言一言の意味を理解したりイメージするのに時間がかかり、期限ギリギリになってしまった。
    この選書の他のシリーズを読んでみよう。

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