伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
- 技術評論社 (2016年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774183213
感想・レビュー・書評
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デザインに関しての知識がほとんどなく、今までは何も考えずに頼まれるまま、資料作成をしていたが、これからは見やすさや読みやすさなどを意識して作れると思う。
デザインというと、センスなどが問われるのかと考えていたが、この本を読んで、ある程度、型が決まっていて、そのパターンを覚えれば、かっこいい資料が作れるのだと知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
強調、グループ化、メリハリ、視認性、可読性、目の流れを意識する!!
長文には太い文字を避ける
読ませるなら明朝体、パッと見せるならゴシック体
小さい文字は可読性が高く、大きい文字は視認性が高い
おすすめフォント…Windowsならメイリオ、游ゴシック、小塚ゴシックプロと游明朝。MACならヒラギノ角ゴ、ヒラギノ明朝
欧文は、segoe uiやcalibri、TimesNEWローマン
明朝体の強調にはゴシック体を使うこと。
行間は、文字の高さの0.5-1.0文字分とする。
一行が長くなると広い行間が必要で、短くなると狭い行間でもよい。
MSオフィスでの行間調整→1ページの行数を指定時に文字を行グリッドに合わせるをオフ。
PowerPointでは、行間を倍数にし、1.2ぐらいを指定すると○
箇条書きはぶら下げインデントにし、文頭の点を大きくするのがよい。
小見出しは強調。小見出しと中身はインデントするのではなく、左揃えにしたまま文字を小さくする。
SHIFT+Enterで、改段落せずに改行する。
ワードやパワポでは、書式のコピー→貼り付けで、テキストボックスや図式の書式を簡単にコピーできる。また、既定の設定にしておけば、次からは図形などを書くたびにその書式になる。
異なる種類の図形(囲み)の混在を防ぐ。楕円はなるべく使わない。
囲みのときは、色は塗りと枠のどちらかだけが基本。文字が多いときは塗り色だけが良い。
矢印はできるだけ控えめに。
囲みの中に文字を入れるときは、必ず余白を作ること!(無いと窮屈に、ありすぎると間が抜けて見える)
一般的には、スライドには表よりもグラフが適している。(正確な数字を目で追わないタイプの図)
グラフはとにかくシンプルにすること。影をつけない、色を何色も重ねない(濃淡で表現)、補助線は読みにくいだけだから薄くするか消す、グラフの周りの枠はいらない
エクセルの表においても、行の線は見づらいだけ。消す。また、一行置きに背景色を利用すれば横に比べやすくなる。
表の中にも余白を取り入れ、見やすくする。
【レイアウト】
余白を取る、揃える、グループ化する、強弱をつける、繰り返す
グループ化するときは、枠ではなく余白でグループ化する。何でもかんでも枠を使うと見づらくなる。フォントの種類や色、大きさでグループ化をする。
スライドの情報量に応じて、文字サイズを変えたり、資料の上下左右の余白を変えない。資料全体を通して統一し、洗練させる。
白黒印刷のときは、グラフなどは色相の差ではなく明度の差で塗り分ける。 -
授業では教えてもらう機会がほとんどないのに,ゼミや研究室に配属され,発表しないといけない...うまく資料が作れない...作り方がわからない...
こんな悩みを抱えた経験あるのではないでしょうか.
本書は,資料を作るにあたり気をつける点,PCの操作方法などが画像付きでまとまっていて,とても読みやすくなっています.
大学生,大学院生にもおすすめです.
【東京 : 技術評論社, 2021.4, 中央館3F : 図書 021.4/Ta33】
【OPAC:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC06667644?hit=1&caller=xc-search 】 -
素晴らしい本!
私の会社のプレゼン資料を見て、メリハリが無いからこれ読んでみ、と紹介された本。
超実践的。パワポ資料中心だけど論文、チラシまで幅広い。
具体的にパワポでどのメニューで何をすれば良いかまで教えてくれる。
付箋だらけになってしまってる。
私の読んだ中で過去最高かも~ -
ゼミでたくさん使った。
お陰でスライドが上手に作れるようになった。 -
プレゼン用スライドからポスターまで、資料を自分で気軽に作れるようになりたい方必見です!多くの学生が経験する、魅力的なデザインにならずプレゼンに苦労すること。その原因は、デザインの基本ルールを知らないことにあります。
本書では、フォントの選び方から文字の配置、図表やグラフ、資料全体のレイアウトや配色まで、押さえておきたい基本ルールを豊富な事例とともに解説しています。「言われればあたりまえだけど、言われるまで気づかなかった」などあたりまえのことを再認識させてくれます。基本ルールをマスターすれば、WordやPowerPointであっても、読みやすく伝わりやすい、そしてかっこいい資料が作れます!
(ラーニング・アドバイザー/スポーツ医KOUMURA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1704701 -
最終章の実例集を見るだけで価値がある一冊。
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学生購入希望で購入した図書(平成29年度)
【所在】3F開架
【請求記号】021.4||TA
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=180826
これまでに学生購入希望で購入した図書の一覧は
http://www.lib.tut.ac.jp/irai/kibo.html#konyu_kibolist
こちらで確認できます -
具体的なNG事例がたくさんあるのでわかりやすい
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全体的に分かりやすい。具体的な改善方法とbefore→afterがあるのでとても参考になる。
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書類、提出物、ポスター、パワポ、等を見やすく、伝えやすく、説得力ありにするテクニック集。
非常にわかりやすく有益。
五大注意点
余白、揃える、フォント、行間、強弱
おすすめのフォント
メイリオ、游明朝、游ゴシック、Segoe、Calibri、TimesNewRoman、MinionPro、Palatino
手元に置きて活用したい一冊。
読了60分 -
Wordやエクセルの操作方法ではなく、どうすれば洗練された資料やチラシが作れるのかが分かる。
今まで自分がおかしなと感じていなかった部分に関しても、たくさんの気づきをもらった。 -
見やすさ、読みやすさの知識がこれでもか、これでもかと、説かれています。
類書を何冊か読んだ上で、他人に見てもらう資料を作る人には必読の本であるとあらためて思います。
ただし、プレゼンの作法は他の本で学ぶ必要があるかと思います。 -
読んでる分にはふむふむ。
やってみると中々簡単にはいかないもの。それでもルールに沿ってない資料を見た時に違和感を覚えられるレベルにはなったので、あとは実践あるのみ。 -
NDC(9版) 021.4 : 著作.編集
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良いのでは
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この本に書いてるとこつい無意識にやってしまっていて、意識して変えたら伝わるデザインに変えられることがわかった。早く出会えてよかった一冊!
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ITエンジニア本大賞より (https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award)
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今まで無意識に意識してたことが言葉として説明されてすっきりした
また自分の中で悩んでいた一歩足りない部分も解決した気がする
と同時にこのクオリティを求めるならデザイナーの仕事(別価格で依頼するようなもの)という気持ちにもなった
実際は少しでも意識してればいいくらいのものだろうからそんな邪推しない方がいいとはわかっているが -
canvaを使っているとこの本に書いてあることを無意識の上に学んでいる感覚がある。canvaのクウォリティの高さに驚いた。
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バイブルです。
ずっとそばに置いておきたい。
情報量がすごい。 -
レイアウトの基本について、ビフォーアフターも交えて解説しているので、とても参考になる。
体型的にまとまっているので、基本を抑えたい方には良書。フォントについても詳しく載っていて今でも見返している。、 -
フォントについて40ページも割いているところがすごい。
ビフォーアフターのサンプル紹介も50ページにわたっていて、実例も多く、参考になる。
プロでもなるほどと思う内容がけっこうあり、家に置いておいてときどき読みたい一冊だ。 -
読みやすくわかりやすい。すぐに実践できると感じることばかりで、内容もまとまっていて良かった。ノンデザイナー向けのデザイン本。
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以前いた現場のリーダーにおすすめされて読んでみた。資料を作るにあたって意識すべきルールがまとめられている。フォントやグラフなどの部分的な要素から、全体的なレイアウトまで網羅されており、これを一冊読んで実践できれば「伝わるデザイン」を実現することができるのではないだろうか。デザインを考えるということは、その資料では何を伝えたいのか、逆に重要度の低いものは何かを必然的に考えることになる。資料作成の際は定期的に読み返して、資料やプレゼンの質を高めていきたい。
キーワード
◆一章
[フォント、太さ、字面]
[数字、単位小、欧フォント]
[約物、全角、使いすぎかっこ悪い]
◆二章
[行間、字間、段落間隔]
[小見出し、文字の強弱、インデント不要]
[囲み、同じ形、使いすぎ×]
[オブジェクト、枠・塗りどっちか]
[矢印、地味に、オブジェクト×]
◆三章
[囲み、有効、余白]
[図説明、引出し線、白枠]
[表、背景色、線なし]
◆四章
[レイアウト、余白をとる、揃える、グループ化する、強弱をつける、繰り返す]
[パワポ図、背景つける]
[ジャンプ率、強弱、強調]
[オブジェクト、shift操作、角度限定]
[パワポ、不要情報、フッターなど]
[色、同一色相トーン相違、同一トーン色相相違、補色]
[色、背景色、メイン色、文字基本色、強調色 ] -
一生モノ
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実践的なテクニックがいっぱいで勉強になります。デザインは受け手への思いやり!
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大学生や新卒入社社員にオススメ。
パワポの作り方的な本の中では一番網羅的だと感じた。
もう少しTipsを入れるとより良い気がする。
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【琉球大学附属図書館OPACリンク】
http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21803263 -
「伝わるデザインの基本」
なんとなく体感で知っていることもあるが、フォントの相性やスペースの空け方、色の相性など、実に網羅的。ちゃんと真似ればWordやパワポが見違えるはず。