- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774327044
作品紹介・あらすじ
父さんの東京への転勤が決まり、飼い犬のボンと別れることになったとしお。
父さんは、友だちの家にボンをあずけると嘘をつき、橋の向こうの島に、ボンをすてた。
とりのこされたボンは、2匹ののらいぬに助けられて、島で生き始める。
しかし、車にひかれてけがをし、農家の人に見つかり、3匹は愛護センターにとらえられてしまう。
一方、再転勤でもとの家に戻ってきたとしおの家族は、島で必死にボンをさがしはじめるが…。
絵本作家たじまゆきひこが、淡路島の野良犬や、動物保護に関わる人々への取材をもとに描いた、
犬と人の関係を鋭く問いかける感動作。
感想・レビュー・書評
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胸がギュッとなる。安易にペットを育ててはいけない。ペットを買いたいと思う前に子どもに読んであげたい1冊。
〇小学校低学年~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018年12月7日
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お父さんの仕事の都合で東京に引っ越すことが決まった一家。飼い犬のボンは連れて行くことができないので、お父さんの友だちに預けると聞かされた主人公の少年、としお。でも、それはお父さんの嘘だった…。のら犬として生き抜こうとするボンだったが、事故にあい動物愛護センターへと運ばれる。のら犬となった犬たちのつらさ、悲しみ、「命を飼う」という責任の重さを子どもにもわかりやすく伝えてくれるえほんです。
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地元の図書館でおすすめの本として紹介されていたので、我が子(小1)に読み聞かせをしました。
読み聞かせ中、声が震えるほど心が辛くなりましたが、とても考えさせられるお話でした。
動物を飼うということへの責任。
命の大切さ。
多くの人に読んでもらいたいです。 -
読み聞かせに使おうと思って選んだのだが、娘からNGが…。これはみんな泣いちゃうからダメだそうです。