どこにもない国: 現代アメリカ幻想小説集

  • 松柏社
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本棚登録 : 151
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775401163

感想・レビュー・書評

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  • 不可思議だったり、不条理な感じだったりな幻想小説の短編が数本収録されています。
    色んな作家さんの作品が入っているので、作品によって雰囲気は色々。
    現実の片隅に潜んでいそうな“闇”が潜んでいる、ちょっと恐い話が多いです。
    読み終わった後に、なんだか心がザワザワするような、不安感をかきたてられるような。
    そんな不思議な気分になる小説集です

  • カルヴィーノ「見えない都市」のパロディ「見えないショッピング・モール」(ケン・カルファス作)が面白かった。あとがきによると「見えない都市」のパロディは他にも2作程あるそうで、ある意味現代の古典化しつつあるのかも・・・。

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著者プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。

「2023年 『ブルーノの問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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