残念な人の仕事の習慣 (アスコムBOOKS 9)

著者 :
  • アスコム
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本棚登録 : 1893
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776206309

作品紹介・あらすじ

会社の近くに小さな印刷所がある。毎日、女性が山積みの紙の束を台車で運ぶのだが、ブロックの継ぎ目があるためガタガタ揺れる。彼女は、束が落ちないように押さえ、直し、また運び始める。工夫を重ねた相当な熟練だ。しかし、このスキルは本当に必要だろうか。横に枠の付いた台車に変更すれば問題はすぐ解決する。では、なぜ彼女は、会社は改善しないのか…。本書では、仕事の現場で放置してしまっている「非効率な努力」の原因と解決のヒントをお話ししていきたい。

感想・レビュー・書評

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  • 自分からつくった時間で何かをすることが重要→自分で時間管理をする
    他の図書、いまひとつピンとこないね

  • 何事にもバランス感が大切だということ。仕事であれば仕事と遊び、お金は稼ぐ時と使う時など、さらに「事前に目標・仮説・実行案」を立てることだ。経営者にとっては「機会損失」(リスクマネージメントこそが利益である)を理解・納得して投資と削減を躊躇しないことだ。

  • 序盤はたしかにと共感することばかりだったが後半に行くにつれて主観がかなり強いと思った。
    ただ、色々考えるきっかけになるためになる本ではあった。

  • 自分が望んでいた内容の本ではなかった。

    1.仮説検証型の仕事をする
    2.損して得とれ
    3.前提がズレていたり、曖昧さがあると残念な結果になりがち
    4.終わりの時間を決める
    5.仕事はつまらないのが前提。いかに面白くするか

  • 残念な人の仕事の習慣…というパンチの効いたタイトルでよくあるハウツー本かなぁと思ったら、中身も非常にパンチの効いた、普通の本とは違う別の角度の内容にびっくりした。

    読む内容ごとに、個人的にとても共感できる内容・思想があり、本当に1.5Hくらいで頭の中が整理できたと思う。

    著者は単なる仕事人間なのか?と思ったが、モチベーションの源泉があくまで遊びで、遊びにはお金が必要→お金を稼いで遊ぶには、効率よく短い時間で稼ぐ必要がある→完璧な仕事をしよう→仕事を楽しもう という趣旨の内容が後書きにあり、この部分を読むだけでも非常に勉強になる。

    上記はあくまで個人的な感想なので、この本が教官できない価値観の方もいらっしゃるだろうが、個人的には共感する部分が非常に多く、刺さった。

    明日からも、遊ぶために、仕事を頑張ろう。

  • 読み易くはあるが、あくまで著者の考えを述べているだけなので、共感できるか否か、という類の本。知らない人のライフスタイルや価値観を延々聞かされるのが嫌な人には向いてない。金曜日の夜のメールはやめた方が良いよ…確かに仕事によってはそうだよね、と。たまに出てくるケーススタディは学ぶものもあります。ポジティブに読むか、批判的に読むかはあなた次第。

  • ・できる人がやっている「損してトク取れ」方式
     -ゴルフ場の朝食無料サービス→遅刻激減→Win-win
     -「忙しいから人を増やす」では何も解決しない
     -会社全体を見て、売上と利益の総面積を最大化するためにはどううればいいか

    ・勉強は、お金を「払って」するのではなく「もらって」するもの

    ・ファミレスの呼び出しボタン:強みがあるゆえに生み出してしまった弱みの例

    ・「どう思う?」と質問する残念な人
     -質問には、必ずその前提条件がある
     -答えるときには「こういう観点で」と前提条件を確認すべき
     -「○○になりました」という報告はありえない:「~で合意しました」はわかる
     -相手から情報を引き出す質問をする

    ・相手によって変わるプレゼンのポイント
     -相手の関心事:人となり⇔知識(役員⇔部長⇔課長⇔担当者)
     -聞きたいこと:What、Why⇔How
     -欲しいもの:1枚の紙⇔厚い資料
     -マネジメントの特徴:提案や議論の内容がまともなことは大前提、人として付き合えるかを見る→最初の雑談をクリアできるか

    ・メールはよい話と事務連絡、悪い話や相談事は対面で
     -よいラベル:【報告】【連絡】【相談】【依頼】【質問】
     -悪いラベル:【重要】【緊急】【要返信】:誰にとって?

    ・自分のタイミングではなく、相手のタイミングで話しかける

    ・本業の合間に起業する「第二本業」のすすめ

    ・1年前と違う仕事をしているか

    ・商品企画のプロセス
     -認知→興味→欲求→記憶→初回購入→複数回購入→継続的購入→購入頻度の増加
     -上記の各プロセスにつき、「企業側のアクション」「顧客側の想定される反応」を埋めながら、販売方法を決定していく

    ・コストの削減は3%より30%が簡単:大きいところを抜本的に見直す

    ・「仕事」と「遊び」のバランス感覚

  • 気軽に読めるビジネス本。ときおり自分に当てはまるんじゃないかと思う残念な人のあるあるに身が引き締まる。
    定期的に読む事でモチベーションをキープ出来る。

  • 再読なのは確かなんだが、前がいつだったか。思ってたのと結構違ってた。銀行ローンを顧客調査する話とか。

  • 職場にいる…いや、いそうな「残念な人」はこんなだなぁと思い浮かべながら、
    自分がそっちに行かないように気をつけようと思いながら
    読みました。
    特に「コミュニケーション編」がとてもタメになった。

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著者プロフィール

知識工房 代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社 知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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