スペイン・カタルーニャのむかしばなし まめつぶこぞうパトゥフェ (世界のむかしばなし)
- ビーエル出版 (2018年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776408628
感想・レビュー・書評
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スペイン・カタルーニャ地方に伝わる、豆つぶほどの小な男の子<パトゥフェ>のユーモアあふれる昔話です。パトゥフェは働き者で、どこにでも行きたがる好奇心旺盛な男の子。ある日のこと、「あら、シチュ-に入れるサフランがないよ」 「ぼくが買ってくる」 「そうはいかないよ! お前は豆粒みたいに小さいんだもの。誰にも見えないから、途中で踏みつぶされちまうよ!」 「大丈夫だよ、歌いながら行くから。歌を聞いたらよけてくれるさ!」 パトゥフェは、お金を転がして歌をうたいながら出かけて行くと・・・。
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☆1年生 読み聞かせ☆ 2021冬
題名を読み上げると名前が耳慣れないのか「パトゥフェ・・??」と口に出してみる子がいて、1年生やっぱりかわいいなーと思わずほほえむ。
リズミカルな歌の部分が楽しいようでテンポよく進む。牛に食べられたところで思わずあっと声があがり、おならでとびだしたところで歓声が!ただ、へいにスポンは「え?何?」「だれのうち?」などと言う子もあり、やや拍子抜け、だった様子。でもこのお話はこのあっけない結末も持ち味なのかなと思っている。
のどかな印象の絵もいい!そう長くなく複雑でないので、低学年にはちょうどよいのではと思う。 -
読了
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面白い話ではありますが、最後の落とし所が物足りないですね。
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3年生に読み聞かせ。
7分ほど。
1ページ1ページの分量も多くはないので、読みやすいです。
主人公が歌う場面があるので、ちょっと節をつけたりリズムをとったりしながら読むことが求められるか所が度々…。
わたしは音痴なので、こういうのは苦手です(笑)
そして、後半はおならおなら言ってます。
ちょっとお下品っぽいですが、このご時世、みな「おしりたんてい」を経ているので、そのあたりは寛容になっていると思います。
まあ小学生男子が好きそうなネタですよね。
オチは、ズコーッとか、チャンチャン、なんて擬音語がぴったりの幕引きです。
3年生、やはりとくに男子から「おもしろかった」という感想をもらえました! -
スペインカタルーニャのむかしばなし。
リズムよく、文も少なめで絵もよくお話を補っていて読み聞かせ向き。
初めから途中までの楽しさに対し、確かに最後はあっけない気もするが、その後はそれぞれの想像にまかせる、ということで。 -
絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で69冊目だ。
カタルーニャのお話。
カタルーニャと言えば、バルセロナ。
もっとインパクトのあるお話かと思ったけど、外れ。
表紙の女性はヒジャブの様な物をしている。
レコンキスタの国で、ありえない。
おひゃくしょうさんは、ロシア人の様にも見えるし、
絵は下手ウマ?にしか見えないし。
何かもう一つだなぁ。
カタルーニャの絵本、スペインの絵本でもっといいのはないのか?
人に勧める本ではないです。 -
カタロニアの一寸法師。
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宇野 和美 (著), ささめや ゆき (イラスト)
親指小僧が牛に食べられる
親指小僧KHM37 -
2019/3/12 3年生(2018年度)