指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777116782

感想・レビュー・書評

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  • 自己利益が人間関係継続のカギ、ということらしい。

  • 人との関係を結ぶものは利得と共感力。
    そのうち、共感力を維持するためには、コンスタントに相手に連絡をとり続けること。
    そして、相手を立てるとは、最後のワンピースを相手にはめてもらうこと。それくらいの余裕が必要ということなんだなと思った。

  • お客様が何を求めてきているかその本質を理解する必要があるなあと感じた!満たしていい欲望と決して満たしてはいけない欲望など細かく沢山大切なことや心がけることがあるので定期的に読み直して頭に叩き込みたい本だなあと感じた。一流と二流の違いはほんの少しの違いなんだなあと気付くことが出来たので明日から細かいところまで気遣っていきたい!

  • 相手にとって、自分の価値を高めたいと思い本書を選んだ。

    注意しなければと考えていたが、
    あくまで「主役はクライアントである」ということが大事。

    そして、言葉は違うが、相手を思いやること。
    プロである以上、上手に相手をコントロールしてあげること、
    相手を信頼しても、信用してはいけない。

    そして、その全ては自分の願望を第一とすること。


    ・客との距離感を上手に持つ(嫌われない技術)
    ・主役はクライアント
    ・当事者意識を持たせる

    ・弱点を逆手に取る
    ・目的を共有して、「共犯意識」を作り出す
    ・プロセスを共有すると、「共感」が生む

    ・3割打率が貴重
    ・好き嫌いの感情が分析を邪魔する

    ・客が本当に求めているもの(現象と本質の違い)
    ・求めていることを引き出すためには、まずその客の引き出しを開ける
    ・顧客はしゃべらせたもの勝ち
    ・次の宿題を作る

    ・人は自己利得に流れる(人によって利得の定義は異なる)

    ・全ての人は虚言癖がある
    ・人から裏切られたら、理由を聞き、潔く撤退する(次のチャンスにする)
    ・プロに要求されるのは「情熱と冷静さ」

    ・本物は「忙しいフリ」をしない
    ・その時々で優先すべきものを見る(何をするために自分はそこにいるのかを最優先させる)
    ・弱い人間がブレないためにプロになるためには、「願望力」を持つ

  • 水商売での実例を挙げて、解説・考察している。

    客のタイプ別対処法ではなく
    人間は皆わがままだ、自分の未来を選択し
    自由な行動をとる権利を剥奪されると
    極度のストレスがたまる、など
    人間とはこうだ、という前提づけをしたうえで
    雑音に惑わされず、
    自分はそもそも何をするためにそこにいるのか?を
    優先させるプロとはどういうものかを説いている。

    接客や営業だけでなく
    win-winの人間関係を構築するのに有用な視点だと思う。
    著者は合理主義のザ理系で
    みんなのハッピーでさえ論理的に展開していて
    冷たい印象を受け寂しく感じる。
    だからこそ、情緒的な私を補完してくれる一冊となった。

  • 薄くて浅くて漠然とした本
    巻末のキャバクラ・クラブ用語集が一番面白い。

  • 当たり前でシンプルな内容。だけど実践できるかどうかだろうなぁ。

  • ホリエモンによる、クラブ、キャバクラ・ホステスから学ぶ仕事術を解説した本。わずか200ページ足らずで、しかも大文字、広い行間のため短い内容ではあるが、面白い視点からの意見が多く参考になった。個人的な意見も多いと思われ、かつ、学術的でもないが平易な言葉で書かれており、読みやすい。
    「(相手が)メリットを感じなくなったら、いくらあなたが続けてほしいと思ったところで、その人は、もうその行為をしてくれない」p12
    「(人間関係の維持)自分を発信し続けることだと思います。いつも自分を思い出してもらう。人に知られ、思い出されることを続けることでいつしか身内意識を持ってもらう。これが指名されるための技術です」p13
    「ホステスさんたちがいるクラブ業界は、心が折れそうになる、そんな厳しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を数多くもっている人たちがたくさんいる。そこに我々が学ぶことはとても多い」p15
    「(脇役の重要性)目立たないがあちこちのドラマにいつも顔を出している。脇役は、誰が主役であれ、その主役を盛り上げる柔軟さを持っている。彼らが失敗しないために気をつけていることは、主役を食ってしまうこと。主役より目立とうとしたら、出演依頼は二度とこない。だから脇役の人たちは空気を読む技術がすごい」p33
    「初めてのデートでは互いが向かい合ってはいけない。まだ関係が浅い人とのデートは、ドライブや映画、ゴルフなど、一緒の方向を見るものがよいとされています。向かい合う関係だと疲れてしまって、何時間も間がもたない。スティーブ・ジョブズはこういうときに散歩に誘ったといいます」p50
    「客の多くが、ホステスを口説いて、エッチをしたいと思っているのではないか、と考えがちです。ガチで肉体が目当ての人は、風俗に行きます。高いお金を出してクラブに来るのは、主役になりたい願望だそうで、客の大半はこの主役になりたい願望で来ると六本木のママは言う」p68
    「僕は、テレビ番組でコメントするときは、なるべくありきたりのことを言わないように気をつけています。わざと反対のことを言ったりもします。そのほうが大勢の中でキラリと光る存在になれる可能性が高くなるのです」p76
    「成功していて知名度もあって輝くような成功者というのは、お金に寛容だ、細かいことなどろくに覚えていないのではないか、という幻想があるようですが、その考えは一切捨てたほうがいい」p101
    「(都合の悪い連絡)こういうときこそ、メールは避けて直接話す方がよいと思います。その理由は、こちらが伝えたい情報と向こうが聞きたい情報が違うからです。これを内包したままだとすれ違い状態になり、あとで取り返しのつかないことになる」p125

  • 一流ホステスの技術が集約された良書。

    ■主役の座はクライアントに明け渡す
    ⇨「最後の1ピース」を客に埋めさせる。
    埋めさせることで自己投影させ、あたかも自分がしたことだという錯覚を持たせる。

    ■共犯意識、プロセスの共有
    ⇨同じ側の視点で話す共通の課題や目的があると関係は進展する。
    共通体験は連帯意識を芽生えさせる。

    ■客が本当に求めているものは何か
    ⇨主役になりたい願望(クラブに来る客)
    仕事を継続するために、満たすべき願望と、満たしてはならない願望を見極める。

    ■まずはその人の引き出しを開ける
    ⇨悩みや愚痴を話させるだけ、聞いている自分との間に奇妙な信頼関係が生まれる。

    ■次の宿題へとつなげる
    ⇨タクシー代のお釣りのお返し。
    人によってはプライドがあるので、別の形でお返しする。

    ■いま喜ばすことよりも「未来に思い出してもらうこと」にこだわることが重要
    ⇨自己紹介などから覚えてもらうように。

  • 指名され続け、成績を上げるためには脇役であれ。
    主薬を食わない。
    客を主人公にするために、完成品を出さず最後のひと手間を客にかけさせる。
    共犯意識を作り出す。

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