頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる

  • 辰巳出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777826704

作品紹介・あらすじ

ビル・ゲイツが推薦する瞑想入門のための決定版!待望の復刊!

感想・レビュー・書評

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  • あのビルゲイツが絶賛した瞑想とマインドフルネスの手引書です。
    マインドフルネスは近年、科学的にも脳にいいことが証明され、能の形自体が変わるらしいです。
    すごいですねー。
    ストレスフルな現代を「心静かに、からっぽ」で、乗り切りましょうー❕
    ぜひぜひ読んでみてください

  • 瞑想は心を平穏を保ったり精神を安定させるためによいとはよく聞くものの、やろうとしてもいろんな想いが過ぎり、自分は瞑想には向かないと思っていた。

    本書では、瞑想中にいろんな考えや感情が生じても、それを消そうとする必要はなく、「今ここ」に集中しているうちにそれらは過ぎ去り、心や頭を「からっぽ」にできるということ、マインドフルネスは、瞑想中だけではなく、何かをしながらでも「今ここ」に意識を集中することでできると紹介されている。
    また、最初は2分の瞑想から始め、10分間の瞑想やマインドフルネスを実践するためのコツがわかりやすく書かれていて、瞑想初心者にもよいと思う。

  • 書かれている内容が充実していることはもちろんだが、それよりも、“文章が上手い”。これは訳者によるところも当然あるのだろうが、僧の例え話など、イメージがしやすく、大変わかりやすい。マインドフルネスや瞑想といったものが、抽象的なものであるからこそ、“どれだけイメージしやすい説明ができるか?”が重要。なので、必然的に高い文章能力が必要とされる。本書は見事にそこをクリアしている。良書。

    読み終えて。
    「瞑想」と「マインドフルネス」を混同していた自分がおり、まず、ここをわけて考えることが重要だと思った。それに気づけたのがよかった。

    個人的にふと思ったのが、つい、はやく本を読み終えたくて、要点だけを摘んで速読してしまうことがあるのだが、これはマインドフルネス的にはあまりよくない行為かもしれないなと思った。無駄と思えるような箇所でも、ざっと読み飛ばすのではなく、意識を傾けてじっくり読んでみることが時には必要だと思った。

  • 瞑想、マインドネスフルの本

    メモ
    ・僧侶とピエロは似ている。体の動きに徹底的に集中する点
    ・人生における幸福感も充実感も、他者との良い人間関係も全てはこころ次第
    ・私たちはなぜか、幸福こそが人生のあるべき状態であり、そうでなければ何かが間違っていると思い込んでいる。
    ・世界の見方を変えれば、実質的に自分のまわりの世界が変わる
    ・エクササイズ1 何もしない 目を閉じて1-2分そのままでいる。
    ・エクササイズ2 五感を意識する 五感の一つに軽く意識を集中させる。
    ・マインドフルネスはその生活の体験を変える方法を学ぶこと。心の底に充実感を持ちつつ、あるがままに生きるための道を見つけること
    ・あらゆるものや人をより意識するようになれば、他者のことを意識するようになる。他者を不快にさせていたり、他者が自分を不快にさせている原因に気づくようになる
    ・エクササイズ3 肉体の感覚に集中する お尻の感覚、足の裏、手の感覚、青空を思い出してみたり。
    ・エクササイズ4 心地良さ、不快感に集中する
     体のどこかの心地よい感覚、不快な感覚に集中する。心地よい感覚は人と分け合い、人の代わりに不快な感覚とともに座るというルールを取り入れてみる
    ・幸福とは心地よくいられる能力のこと
    ・エクササイズ5 自分の感情に気づく
     体の感覚と背後にある感情に気づく。体は重いか、軽いか、落ち着いているか、窮屈かなど
    ・エクササイズ6 頭からつま先までスキャンする
     どの部分がリラックスしていて、どの部分が窮屈か、全体としてはどうか
    ・瞑想は集中と深い理解このいずれかの要素を必ず包含する
    ・10分間瞑想は呼吸を主な支店として利用する。
    ・大切なイメージ 静かなプールの木
    ・できれば朝一番の習慣が良いかもしれない
    ・瞑想は毎日が異なる。繰り返すことで新しい視野で人生が見えてくる
    ・エクササイズ7 食べながら今ここを意識する
     食べ物を見て、どこからきたか、原産地はどこか、育てられたか製造されたかを考える。育てた人まで思いを馳せる。これをしながら自分の心を見つめてみる。食べられることに感謝する。
    持つ食感温度に意識を向ける。なぜそれが好きなのか不快なのか、そう感じたのか
    ・エクササイズ8 歩きながらいまここを意識する
     体の感覚、重いか軽いか。リラックスしているか。匂いなど五感にも意識を向ける
    ・エクササイズ9 走りながらいまここを意識する
     走る前の心を確認する。体の暖まりは。走っている時の心は。足の裏が地面を蹴る感覚は
    ・エクササイズ10 眠りながら今ここを意識する
     深呼吸しながら、強張りがほぐれるイメージ。思考や感情が遠くに消えていく
     集中的に1日を振り返ってみる。起きた時の気分は。出来事は。会った人は
     次に体の感覚に注意を戻し、足先からスイッチを切っていく

  • 瞑想やってみよう!とつい意気込んでしまうけれども、そう一生懸命取り組むものでは無いことを知った。

    ふと思いふける時間ができたら
    自分の中の気持ちを引っ張り出したり、自問自答したり、考えが尽きなくてもいい。

    自分のやり方が不安になっても、著者と先生のやりとりから得た分かりやすい比喩を読むと、気が楽になることがあった。

    「今ここ」を意識して、1日の中で少しでも向き合う時間を作れるといいな。

  • 毎朝headspaceのアプリで10分瞑想してます。瞑想ってすごくストイックにやらないといけないものと思いがちだけど、この本のおかげでますます気負わずにその時の自分の様子を観察するみたいな感じでできるようになりました。
    ものごとの捉え方も「こうしなくてはいけない」ではなく「そういうものだと受け入れて適応できるようにする」といった、少しの余裕、余白、柔軟さみたいなものが必要ですね。

  • 朝瞑想がいい

    車の往来のある道路で、往来をコントロールしようとする代わりに、思念が通り過ぎて行くのをただ座ってみているのが容易になってくるのが瞑想の過程。

    その時の気分がどうであれ、心は本来、飛行機に乗って雲の上に行った時のように青い空しかないことがわかる。
    思考がぽんぽんでてきてしまうが、それを野生の馬を飼い慣らす方法のように、馬は広大な草原の真ん中にたっぷり長さのあるロープにつながれ、十分に動き回れるスペースがあるのでつながれているという感じはまったくしないところを想像するやう心にアプローチしてみるのはいかが。座って心が落ち着かなくても、焦らずそっと、必要なだけのスペースを与えてやる。

  • 効用は人それぞれだと思うが、今の自分には書中のエクササイズ10寝ながらマインドフルネスがとても新鮮なインプットだった。実際に体験してみると、座って行う座禅と呼吸の深さの違いも感じられ、実に興味深く感じた。

  • 瞑想をやってみるきっかけになる。
    感覚的なことが難しいなと思う部分もあるが、なにせ瞑想はやってみなければわからない。
    まず始めてみる。

  • タイトルのチープな印象とは異なり、瞑想の本の中でも読みやすい本だった。特に最初の4章にわたる瞑想のはじめようとした動機、そこから陥りがちな思考過程、その迷いが生まれた人に対する先駆者(お坊さん)の言葉が本当に導いてくれる例えと言葉だった。最後のほうは色んな本に載っている瞑想法が記載されていた。初心者向けの瞑想の本としてはおすすめ。

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