頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる
- 辰巳出版 (2020年9月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777826704
作品紹介・あらすじ
ビル・ゲイツが推薦する瞑想入門のための決定版!待望の復刊!
感想・レビュー・書評
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あのビルゲイツが絶賛した瞑想とマインドフルネスの手引書です。
マインドフルネスは近年、科学的にも脳にいいことが証明され、能の形自体が変わるらしいです。
すごいですねー。
ストレスフルな現代を「心静かに、からっぽ」で、乗り切りましょうー❕
ぜひぜひ読んでみてください詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書かれている内容が充実していることはもちろんだが、それよりも、“文章が上手い”。これは訳者によるところも当然あるのだろうが、僧の例え話など、イメージがしやすく、大変わかりやすい。マインドフルネスや瞑想といったものが、抽象的なものであるからこそ、“どれだけイメージしやすい説明ができるか?”が重要。なので、必然的に高い文章能力が必要とされる。本書は見事にそこをクリアしている。良書。
読み終えて。
「瞑想」と「マインドフルネス」を混同していた自分がおり、まず、ここをわけて考えることが重要だと思った。それに気づけたのがよかった。
個人的にふと思ったのが、つい、はやく本を読み終えたくて、要点だけを摘んで速読してしまうことがあるのだが、これはマインドフルネス的にはあまりよくない行為かもしれないなと思った。無駄と思えるような箇所でも、ざっと読み飛ばすのではなく、意識を傾けてじっくり読んでみることが時には必要だと思った。 -
瞑想やってみよう!とつい意気込んでしまうけれども、そう一生懸命取り組むものでは無いことを知った。
ふと思いふける時間ができたら
自分の中の気持ちを引っ張り出したり、自問自答したり、考えが尽きなくてもいい。
自分のやり方が不安になっても、著者と先生のやりとりから得た分かりやすい比喩を読むと、気が楽になることがあった。
「今ここ」を意識して、1日の中で少しでも向き合う時間を作れるといいな。 -
毎朝headspaceのアプリで10分瞑想してます。瞑想ってすごくストイックにやらないといけないものと思いがちだけど、この本のおかげでますます気負わずにその時の自分の様子を観察するみたいな感じでできるようになりました。
ものごとの捉え方も「こうしなくてはいけない」ではなく「そういうものだと受け入れて適応できるようにする」といった、少しの余裕、余白、柔軟さみたいなものが必要ですね。 -
朝瞑想がいい
車の往来のある道路で、往来をコントロールしようとする代わりに、思念が通り過ぎて行くのをただ座ってみているのが容易になってくるのが瞑想の過程。
その時の気分がどうであれ、心は本来、飛行機に乗って雲の上に行った時のように青い空しかないことがわかる。
思考がぽんぽんでてきてしまうが、それを野生の馬を飼い慣らす方法のように、馬は広大な草原の真ん中にたっぷり長さのあるロープにつながれ、十分に動き回れるスペースがあるのでつながれているという感じはまったくしないところを想像するやう心にアプローチしてみるのはいかが。座って心が落ち着かなくても、焦らずそっと、必要なだけのスペースを与えてやる。 -
効用は人それぞれだと思うが、今の自分には書中のエクササイズ10寝ながらマインドフルネスがとても新鮮なインプットだった。実際に体験してみると、座って行う座禅と呼吸の深さの違いも感じられ、実に興味深く感じた。
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瞑想をやってみるきっかけになる。
感覚的なことが難しいなと思う部分もあるが、なにせ瞑想はやってみなければわからない。
まず始めてみる。 -
タイトルのチープな印象とは異なり、瞑想の本の中でも読みやすい本だった。特に最初の4章にわたる瞑想のはじめようとした動機、そこから陥りがちな思考過程、その迷いが生まれた人に対する先駆者(お坊さん)の言葉が本当に導いてくれる例えと言葉だった。最後のほうは色んな本に載っている瞑想法が記載されていた。初心者向けの瞑想の本としてはおすすめ。