光る風

  • 小学館クリエイティブ(小学館)
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本棚登録 : 86
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778030803

感想・レビュー・書評

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  • まさしく凄い漫画、傑作だ。がきデカが中年を迎えた、中春こまわり君を読んだ後だったのでギャップも大きかったけど、何とも言えない読了感。

    40年前の初版なのに、東日本大震災直後の殺伐とした状況を予見して描いたかのよう。雪も風も匂いもがラップする。主人公弦が探し当てた村まで現実とラップしないといいけど。

  • これ読まないなんてバカだ。

  • 2008年のレビュー。

    多くの人にトラウマを植え付け、数箇所は原作をそのまま
    発表できずにすり替えて発表した作品のオリジナル完全復刻が
    今年7月に出されてたのを知って読んでみました。

    山上たつひこはいま小説家になっちゃってるけど、
    なるほどこういうテーマを持ってた人なのかと
    「がきデカ」の著者としか知らなかったので
    見る目が変わりました。

    彼の書いた小説も読んでみようと思います。

  • がきデカなどの山上先生の他の著名作品を読んだことないのですが、この作品には衝撃を受けました。
    あえてこっち系の作品を収集してみたいな〜と思いました。

著者プロフィール

山上たつひこ
一九四七年徳島県生まれ。出版社勤務を経て漫画家に。代表作は、『がきデカ』『光る風』『喜劇新思想大系』など多数。特に『がきデカ』は社会的にも大ブームとなり、掲載誌の「少年チャンピオン」を少年誌初の二百万部に押し上げた。一九九〇年、マンガの筆をおき、本名の〈山上龍彦〉として、『兄弟!尻が重い』『蝉花』『春に縮む』などを発表。 二〇〇三年より、再び〈山上たつひこ〉として、小説『追憶の夜』(のちに『火床より出でて』と改題)を発表し、漫画「中春こまわり君」を描く。最新刊は『枕の千両』(小説。小社刊)。原作を担当した『羊の木』(いがらしみきお画)で、二〇一五年文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。

「2017年 『大阪弁の犬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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