- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778117627
感想・レビュー・書評
-
泣かせてほしい!と思い読んだはず…
凪良ゆうさん初めて読むけど読みやすい文章。
で、内容はというとまあ、、想像通りの展開だったかな
最後らへんまでは。
ちょっと、おおお???っていう収束の仕方ではあったけど概ね期待を裏切らない展開で、なるほどね!という気持ちで読み終えれました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロボットとの恋と聞いて最初は抵抗感があったけれど、読んだらすぐにシンの可愛さ健気さにやられてしまった。一般的世間からは理解されない2人の恋愛は様々な壁を超えて最終的には2人とも形を変えて結ばれる。全く新しい愛の形を見た気がした。
ひとつ気になるのは南里が抱いた、シンが南里を好きなのは「そういうふうに作られたロボットだからなのか」という疑問が結局最後まで書かれていなかったこと。これが元々裏ドールとしてつくられたシンとの恋愛における最大の問題だと思う。南里といるうちにより心が芽生えたってことで良いのかな。 -
「2119.9.29」を読み、どうしてこれを読んでないんだ!と、大慌てで読んだ。ここでも、アンドロイドの存在の哀しみと人間の身勝手さに胸を締め付けられそうになり………。そして戦争の恐怖と絶望感が、巧みに描かれていることに舌を巻いた。人間型のシンももちろんいいが、私としては、球体のシンが可愛くて仕方なかったな。なんとなく、スターウォーズに出てきたBBをイメージしてしまった。南里がアンドロイド化した経緯もよくわかり、本当に、いつまでもシンと幸せに暮らして欲しいと思った。
-
何度読み返しても泣く作品の一つ。
形が変わろうが、気持ちは変わらない2人は幸せになって欲しいと強く思わされます。
SFチックですがSF耐性なくて問題ありません。
タイトルがすごい -
こんなに泣けたBLは初めてかも。というかこれをBLに分類して良いものかどうか…。ジャック&エレナ(清水玲子)と同様の近未来SFです。主人に虐待されていた裏ドールを高額で買い取ったドールオタクの南里と、純粋無垢なアンドロイド:シンの長い長い物語。戦争時代に突入した日本で引き裂かれる主人とアンドロイドが再び平和を手に入れるまでは奇跡の連続でした。シンの可愛さがたまらない。綺麗になった洗濯物に向かって「いい子になりましたね」と小声で褒める姿は悶絶モノでした。こんなロボット私も欲しいです。
-
アンドロイドもの、と聞いていたけど、思ったよりSukoshi Fushigi分が強くて、あとがきにある「何度別れてもも出会う、出会ったらわかってしまうふたり」というのがめちゃくちゃわかる話だった。めちゃくちゃよかった。読み終わってから、セックスが1回しかなかったけど、蛇足でラスト1回入れなくて良かったとおもう。よかった。
よかった、としか言えないぐらいよかったけど、近未来・アンドロイド・Sukoshi Fushigi要素のBLが萌えない人は難しいと思う。これも一般人にすすめたいBL小説になった。