青い花 2巻 (Fx COMICS)

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320324

感想・レビュー・書評

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  • 全体として「先輩」の屈折が描かれる巻。そしてこの作家さん独特のペン使い──グラデーション表現や太さの変化で柔らかさや立体感を生む表現が、確立されつつある巻。

  • 京子ちゃんの恭己先輩への片想いが…泣きそうになる。
    あと、ふみのために恭己先輩に怒るあーちゃんが格好良すぎる。
    この漫画に登場する娘たちは、何でこんなに可愛いのだろう。

  • ブックオフで購入する。ワイド版漫画セールのため、105円でした。非常にお買い得でした。期待したほど面白くない。つまらない漫画ではありません。期待値が高かったので、仕方ありません。著者は、「放浪息子」等の作品で著名な漫画家です。テーマは、鎌倉の女子高を舞台にしたものです。青年漫画を舞台に活躍する女流漫画家は、少数派です。その理由を整理すると、以下のようになります。第1に、少年漫画のラインと少女漫画のラインが異なる。少年漫画は太く、少女漫画は繊細です。第2に、心理描写が細かすぎる点です。少女漫画は、非常に繊細な心理描写がなされます。著者のラインの引き方は少年漫画風です。それに対して、心理描写は少女漫画風です。最近、青年誌で活躍する女流作家が増加しています。これらの作家の描く物語は骨太な物語を持ち、また、太いラインで描かれています。さらに、男性読者の心情も変化したのかもしれません。

  • アニメでは杉本先輩のことがあまり好きではなかったのですが、原作の方はそれほど嫌ではなかったです。

    ふみちゃんと井汲さんが切ないです。

    そしてあーちゃんいい子すぎます。

  • 演劇祭と先生と四姉妹と。
    複雑に絡み合う点と線。
    それぞれの想いとすれちがう想い。
    繊細な表情と雰囲気に包み込まれる。
    先が楽しみ。

  • 読み終わって「面白い、もっと読みたい」と久々に思った気がする

  • 登場人物けっこ多いんですが、それぞれ端役まで1人1人丁寧に造られているというか、なんか、本当に生きている感じがして、凄いです。
    杉本家の四姉妹が、素敵だ。

  • 巳と己が気になった・・・

  • あーちゃんが天使すぎてもう。

  • 9784778320324  185p 2009・6・17 1版7刷

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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