- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779000720
感想・レビュー・書評
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自費出版からドラマ化、単行本化までいったすごい本。
冒頭数十ページは「…ありがちな設定なサスペンスかな?」と思ったが、それだけでは終わらない、最後まで息をつかせない展開の物語だった。
物語の運び方がとてもうまい作家さんだと思った。
キャラクター要素が薄いのが惜しい印象。
キャラを立たせれば、刑事と犯人の心理攻防戦の構図がもっと鮮やかに際立ったはず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戸田刑事の執念が実る結末が読ませる.
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面白かったです~。
還暦を前に、はじめて書かれた小説とのこと。しかもはじめは自費出版。
なのにとても完成度が高く、一気読みしてしまいました。
夫の愛人からの電話で激昂し、愛人を殺害した恭子。
そして恭子を執拗に追う刑事・戸田。
単純な倒叙モノかと油断してましたが、二人の駆け引きと徐々に明らかになる秘密に釘付けでした。
個人的に一番やられたのは、あのエピソードがここに繋がってくるか!という点。
一瞬、誰かわからなかったりしましたが、ここはやられてしまいました。
読み始めから違和感を感じていたので、からくりには気づいてしまったり。
恭子と戸田目線なので同じ事柄が双方の目線で説明されていて、中盤冗長だったりしましたが、最後までドキドキしながら読めました。 -
練馬区桜台6丁目×番×号、グリーンハイツ205号室で発生した関口真弓毒殺事件。犯人を追う戸田警部補の眼差しは、いつしか彼女の上司である営業部長に注がれるが…。サスペンスが踊る本格推理小説。
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犯人は最初から分かっているので、ミステリというよりサスペンス? と思って読み始めましたが。どんどん予想しない展開になっていくストーリーに釘付けでした。たしかにこれは大々的に出版されておかしくないなあ。
しっかしこの愛人には腹立つなー。「弱み」として突く部分が実にひどい。たしかにここを突くのは効果的だけれど、それをやっちゃいかんだろう。ヒロインには同情できます。 -
久しぶりに一気読みしました。
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ものっすごい緊張しながら一気に読んでしまった。面白かった…。
裕福な主婦が知る夫の不逞。芽生える殺意。
事件自体はわりとありがちでスマートに見えるのに、ウラに隠されている思惑がものすごい。満足。 -
死んだら、いやだぜ…
ある観点からどきどきどき