- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781608556
作品紹介・あらすじ
津田大介氏推薦、佐々木俊尚氏解説。
ロリポップ!・ブクログの制作者でもあり、IT業界を牽引し続ける連続起業家・家入一真が、
誰にも打ち明けられなかったという過去を語る。彼の事業に共通する、強いメッセージ性・優しさの源流がここに。
感想・レビュー・書評
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ブクログを開発した人の本。
引きこもりから新聞奨学生などを経て起業、IT社長として成功を収めた家入一真氏。
その劇的な半生が、平易かつコミカル、そしてなにより飾らない素直な言葉で綴られている。
転がっては弾かれて、弾かれた先でまた転がる。
そんなふうに同じことを繰り返しながらも、塊は確実に大きくなっていた。
と、人より寄り道の多かった自身の半生を、塊魂というゲームに喩えているのが面白く、同時に自信をもたせてくれる。
全体を通しても、内容が説教くさくなく、軽めのノリで書かれているわりに、印象的な言葉が多かった。
現代社会で燻っている人に最適な、勇気の出る本だった。 -
初めて家入一真氏の本を読む。
この方、東京の選挙に出馬していたときから、存在は知っていたが実は何をしている人なのな全く知らなかった。なんとロリポップ創業者だったとは。
明るかった少年時代から一転して、引きこもり、貧乏生活、結婚、資本提携。
読めば読むほど家入氏の人間味を感じることができた。生きることに希望を与えてくれる一冊でした。 -
読みやすかった。ゼロに似ている。なんか福岡の話とか椎名林檎とか結構親近感わいた。自分もこういう風に働けたらええなと思った。タイミングが完璧だ。
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読んで気持ちが楽になった。ずっと誰かに「いやだったら逃げてもいいんだよ」って言ってもらいたかったのかもしれない。
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起業家、家入一真さんの生い立ちから、上場するまでの半生が綴られた一冊。
体育祭から逃げ出したエピソードや、「片岡さん」の話、そして「ペーパーボーイ」という社名の由来など、まるで小説を読むようにワクワクしながら読ませて頂きました。中でもアキコさんとの出会いのエピソードには心がほっこりさせられました。ホント、人生って何があるかわからない。
とても勇気がもらえる一冊です。 -
ひきこもりだった頃の気持ちや状況が正直に書かれていて、好感を持ちました。またロリポップやこのブクログを作った人だと知ってびっくりしました。
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以前、著者である家入さんの本を一冊読んで、
この人の仕事哲学や考えを書いた本ではなく、
自分の自伝の本の方が面白いだろうと思って読んでみました。
毎日の隙間時間に少しずつ読み進めていたのですが、
イジメ・引き篭もりという激動の青年時代を過ごしているだけあって、
とても面白い人生体験記になっています。
何をする気力もなかった著者が
たまたま利用していたパソコンを使って起業をし、
一躍有名人にまで登りつめるストーリーは、
多くの若者を勇気付けてくれそうな話です。
人生どこで何が起こるかわからない。
立ち止まっても悩んでもいいので、
とにかく何かアクションを起こしておくことが
大事であると感じさせられる本です。