オンナノコウフクロン

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 32
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781610269

作品紹介・あらすじ

結婚2回、42才で4人目出産…美、オトコ、老い、子育て…汗と涙と鼻水まみれのアビコ流「女の生き方」。

感想・レビュー・書評

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  • どういう経緯でこの本を読もうと思ったのか、もはや思い出せない。
    ゆるい感じで普通に面白く、すらすら読めた。
    が、他の同様の本と比べると、強く印象に残る言葉などもなく、ふんふんて感じ。
    私がアラフォーになったらまた感想も変わるのだろうか。

  • 安彦さん、なかなかの母親っぷりだなー。
    彼女のマンガ好きだから、言い回しのネタとか、マンガでそういうのあったなーとか思い出しながら読んだ。

  • イラスト1コマだけでこのインパクトはすごいなぁ。
    日常ネタから芸能ネタまで安彦節炸裂でおもしろい。

  •  この人の本読んでると、
     生きる力がわいてきます。

     「どんなに美人でも、男見る目なきゃ何の意味もない。」

     と言い切った作者は最高に格好いい。

     でもさ、男見る目って、なんだろうね。

     男見る目のないオンナは総じて自己評価が低いとも言ってる。

     言ってることは納得。
     そして自分がそういう類のオンナだっていうのも。


     賢しらに生きてみよと、言われた気がした。


     でもね、それができないのが、そういう類のオンナなのよねw
    そういう運命嘆く悲劇のヒロインになりたいわけじゃないのよ。

     運命なんて信じてないの。自分の気持ちだけなのよ。

     そこに垣間見るリアルを、「幸せ」と思ってんだから。

     「幸せって、結末じゃない。プロセスよ。」って、中村うさぎさんだかがテレビで昔言ってた気がするな。僕らの時代だったかな。

     自分の行く先が、たとえ地獄でも、今ここにあるリアルを手放すこと自体が、地獄なのよ。


     分かってる。そこすらくぐりぬけて、もっと包括的に「幸せ」ってやつを考えなさいっていうメッセージくらい。


     何も考えずにそれをできれば、ほんとにそれは、「幸せ」ってやつだと思う。


     でも、自分が不幸になるかもしれないって分かってても、目の前にあるもんを手放す不幸のほうが重いんだよね。

     
     分かってて飛び込む不幸なんて、覚悟がなきゃできない。

     そこに突っ込んでいける女って、イイオンナだと思う。


     勘違いしそうになるけど、「悪い男に引っかかる女」がイイオンナって言ってるんじゃないよ。違う価値観が、世の中にはきっとたくさんあるんだ。
     

     それがたとえ、「結婚してないオンナ」として、「結婚できなかった女」「幸せそうに見えない美人」と同列に扱われたとしても、


     イイオンナは、「それが何よ!」ってことすら感じさせずに、

     涼やかに凛として生きてんだから。


     わたしは、そういう女になりたい。

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