- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781610269
作品紹介・あらすじ
結婚2回、42才で4人目出産…美、オトコ、老い、子育て…汗と涙と鼻水まみれのアビコ流「女の生き方」。
感想・レビュー・書評
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どういう経緯でこの本を読もうと思ったのか、もはや思い出せない。
ゆるい感じで普通に面白く、すらすら読めた。
が、他の同様の本と比べると、強く印象に残る言葉などもなく、ふんふんて感じ。
私がアラフォーになったらまた感想も変わるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安彦さん、なかなかの母親っぷりだなー。
彼女のマンガ好きだから、言い回しのネタとか、マンガでそういうのあったなーとか思い出しながら読んだ。 -
この人の本読んでると、
生きる力がわいてきます。
「どんなに美人でも、男見る目なきゃ何の意味もない。」
と言い切った作者は最高に格好いい。
でもさ、男見る目って、なんだろうね。
男見る目のないオンナは総じて自己評価が低いとも言ってる。
言ってることは納得。
そして自分がそういう類のオンナだっていうのも。
賢しらに生きてみよと、言われた気がした。
でもね、それができないのが、そういう類のオンナなのよねw
そういう運命嘆く悲劇のヒロインになりたいわけじゃないのよ。
運命なんて信じてないの。自分の気持ちだけなのよ。
そこに垣間見るリアルを、「幸せ」と思ってんだから。
「幸せって、結末じゃない。プロセスよ。」って、中村うさぎさんだかがテレビで昔言ってた気がするな。僕らの時代だったかな。
自分の行く先が、たとえ地獄でも、今ここにあるリアルを手放すこと自体が、地獄なのよ。
分かってる。そこすらくぐりぬけて、もっと包括的に「幸せ」ってやつを考えなさいっていうメッセージくらい。
何も考えずにそれをできれば、ほんとにそれは、「幸せ」ってやつだと思う。
でも、自分が不幸になるかもしれないって分かってても、目の前にあるもんを手放す不幸のほうが重いんだよね。
分かってて飛び込む不幸なんて、覚悟がなきゃできない。
そこに突っ込んでいける女って、イイオンナだと思う。
勘違いしそうになるけど、「悪い男に引っかかる女」がイイオンナって言ってるんじゃないよ。違う価値観が、世の中にはきっとたくさんあるんだ。
それがたとえ、「結婚してないオンナ」として、「結婚できなかった女」「幸せそうに見えない美人」と同列に扱われたとしても、
イイオンナは、「それが何よ!」ってことすら感じさせずに、
涼やかに凛として生きてんだから。
わたしは、そういう女になりたい。