花鳥籠 (悦文庫)

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781615172

作品紹介・あらすじ

平凡な主婦・寧子は過去のトラウマから実際のセックスに抵抗があり、インターネットで知り合った男たちとのバーチャルなセックスを楽しんでいた。ある日「S」と名乗る男と出会い、未知の欲望と強烈な快感を知った寧子は、後日「S」の命令で放尿していた現場を仄暗い過去を抱える少年・シュウに目撃される。「変態だね」――彼の言葉に激しい羞恥と悦びを得る寧子。やがて「S」とシュウが同一人物だと確信した彼女は、何もかもを捨てて、シュウの奴隷として身を捧げる覚悟を決めるのだが……。表題作ほか異常性あふれる男の物語を描いたスピンオフ『おれの繭子』も収録!

感想・レビュー・書評

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  • 初美由紀。M女の人妻がインターネットを介した、TELセックスの話。女性作家だからか、過激さはあまりないが…それに余りある精神的支配がこう、着々と進んでいく様が良かった。その支配者が…年下の10代男子とはさらに興奮するよね(^^)

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著者プロフィール

深志美由紀(みゆき みゆき)
神奈川県出身。2001年集英社コバルトノベル大賞佳作受賞。2010年『花鳥籠』で第一回団鬼六賞優秀作受賞。官能小説を中心にティーンズラブ、恋愛小説、エッセイ、漫画原作など幅広く活躍。人の暗部を抉る作品群に、多くの読者が魅了されている。

「2023年 『人妻堕姦の夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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