被災地から問う この国のかたち (イースト新書) (イースト新書 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650012

作品紹介・あらすじ

平時のシステムと論理でなにが復興か!福島を代表する三賢者が魂の底から問う「この国の病根」。

感想・レビュー・書評

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  • 霞が関の世界では平時の論理に振り回されている。
    県市町村職員も国の中央ばかりを見ている。

  • 昨日の車中で読了。内容は十分なのですが、寄せ集めの編集、話したことの文章化では核心に迫ったものにならないのが残念です。

  • 私達はフクシマを抱えて生きていくべきだし、何より今から別のフクシマが生まれないように手を打たなければ、、、

    「「聴きたい曲があるの。でも、リクエストできない。泣いちゃう。亡くなった息子が好きだったの。『巨人の星』のテーマ。その子の思い出も何もないの。探そうにも、20キロ圏内だから、もう戻れない」。福島県民の70代の女性が、避難所でふと漏らしたつぶやき″である。和合亮一氏は「ここに福島の震災のすべてがある」と断言する。2011年3月15日午後の放射線線量は、なぜか福島のエリアだけ情報隠ぺいされていた。つまり、「大本営発表は嘘だった」と指摘する玄侑宗久氏。「福島が始まりの土地になる」と説く赤坂憲雄氏。三人の福島を代表する賢者が魂の底から問う「現代版この国の かたち」」

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著者プロフィール

一九五六年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。八三年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。二〇〇一年「中陰の花」で芥川賞を、一四年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に、『禅的生活』(ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(ちくま文庫)、『やがて死ぬけしき』(サンガ新書)、『竹林精舎』(朝日新聞出版)などがある。

「2020年 『なりゆきを生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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