15歳から、社長になれる。 ぼくらの時代の起業入門 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ 60)

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690612

感想・レビュー・書評

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  • 私が15歳の頃に読んでいたら,
    物凄くいい本だと熱いものを感じていたかもしれない。

    そんなにうまくいくものなのだろうか…などと思ってしまった私は
    十分すぎるほど年をとってしまったようだ。

    しかしながら,オトナ(保護者,先生)に対するメッセージには
    物凄く共感する。

    たくさんの選択肢を見せてあげるだけで,
    どれだけ救われることだろう。

    「起業」もまた,その選択肢の一つなのだろう。

    「こんな生き方もあるよ」という事例として,
    選択肢の一つとして,本書は有用だろう。

    特に,これから未来切り開いていく
    若い世代の人たちにとっては。

  • 起業する、しない、に関わらず、あぁ人生っていろんな選択肢があるなぁ…ってなんか小さな悩みから救われたなぁ。起業についてもきちんと勉強できるし、それでいて保護者と先生に向けて書いた最後のところは、本当に心にしみる。オトナもコドモも楽しく読める本。

  • http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=339
    家入一真さんの著書は「もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)」に続き2冊目の紹介となります。
    ネット上に電話番号を晒し、いろいろなことにチャレンジしている著者。肩書きは「デザイナー」「プログラマー」「作家」「カフェオーナー」などなど多岐にわたる。今後は「村長」、いつかは「校長」を目指している。
    そんな家入さんの面白い考え方が随所に表れている1冊となります。11月末に発売される「バカ、アホ、ドジ、マヌケの成功者」もぜひ読んでみたいと思っています。

    ■いつやるの? 今でしょ!
    走り出せば、次に何をすればいいのか、本当はどうしたいのか、自分には何が足りないのか……そんなことが、自然にどんどん見えてくる。
    動き始めれば思うようにならないこともたくさん出てくるだろうけど、そこで試行錯誤すること自体が経験になるし、自分のなかで何かが変わるきっかけになる。
    とにかく机上でいろいろ考えていても見えてこない。まずはやってみること。そこで試行錯誤すること。何も実行せずに考えていたって、成長することなんてできない。とにかく動いてみよう。ダメだったら、元に戻してみたり、修正したりすればいい。

    ■憧れの人に連絡してみる
    ネットをサクサク使える今、「小さく何かを始める」っていうことは、たとえば数年前に比べてもめちゃくちゃカンタンになってきている。
    「小さく何かを始める」には簡単な時代である。まずは気軽な気持ちでいろいろなことにチャレンジしてみるのがいい。好きなことに、興味があることをどんどんやってみるのだ。そうすれば、見えてくるものもあるはずだ。

    ■君のプランは、君のなかにある
    初めのうちは、一歩踏み出して、二歩踏み出して……っていう歩みでも、最終的にどんどん加速して駆け足になる。
    そうやってつくっていった道の先に、自分のめざすべき目標がみつかる。こんなふうに、動き出したあとから「目標」がついてくることも、きっとある。
    夢や目標を見つけてから、それに向けて努力していくべきだと考えていた。でないと、努力の方向性が定まらないから。でも、まず一歩踏み出して、二歩踏み出して、と動いてみた先に目標や夢が見つかるのかもしれない。

    ■出来事の意味は終わってからわかる
    すべての出来事には絶対に意味があるし、その意味は終わってからじゃないと絶対にわからない。
    とにかく世界は広いし、生き方はひとつじゃない。そして、いわゆる「いい会社」に入るだけが人生じゃない。
    人の幸せが自分の幸せではない。自分なりの幸せの定義があって、その幸せに向かって行動していくべきだ。

    最後は家入一真さんの言葉で。
    「「どうせ死ぬなら前のめり」、ってぼくの好きな言葉がある。それに、明日のことなんて考えたところでわかりはしない。だったら、「できるかどうか」なんて考えずに今一番やりたいことをやってみる。それでいいんじゃないかと僕は思う。」

    【1読書1アウトプット】
    小さく何かを始めてみる

  • 15歳からの、とタイトルにはあるが、実際には多くの読者にとって読み応えのあるしっかりした起業本になっている。とりわけ、家入さん自身が起業家であることが大きな理由なのではなかろうか。

    私が特に興味を引かれたのは、第二章の若手起業家との対談である。ここに出てくる若者は、自分の過去からしたらえらく異質で、自分も「彼らのようになれるかどうか」、「彼らのように人生を楽しめるかどうか」と考えずにはいられなくなった。また、彼らと自分の大きな違いは何かと考えた時に、やはり “実際に行動に移せたのか” というところだと感じた。

    何かを変えようとするならば、変えるべきは自分であり、変わるべきは自分である。これを読み終わって、また考え終わって、同じ明日を迎えないためにも今日この時から変わるべき一歩に向かって歩んでいきたい。一日でも早く、自分も彼らの仲間に加わる為にも。

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