初等量子力学(改訂版)

著者 :
  • 裳華房
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本棚登録 : 81
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785320225

作品紹介・あらすじ

量子力学を古典力学に続くものとして、考え方の基礎的なところをはっきりさせ、初めて学ぶ人々が、ともすればいだくような疑問にくわしく答えられるように心掛けて書かれた教科・参考書。

感想・レビュー・書評

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  • 量子力学の教科書・参考書として定評あるロングセラーの書。学部学生に押さえてほしい量子力学の基礎的知識がこの一冊に見事に収められている。学生が自ら読み進めることができるよう、多少説明が詳しすぎるところもあるが、それもまた本書の特長の一つ。

    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN00233387

  • https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000090922

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  • 電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000090922(学外からのアクセス方法:1.画面に表示される[学認アカウントをお持ちの方はこちら]をクリック→2.[所属機関の選択]で 神戸大学 を選んで、[選択]をクリック→3.情報基盤センターのID/PWでログイン)【推薦コメント:量子力学の本は多くあるが、この本は導出が丁寧で初学者向けである。「散乱理論」「第2量子化」などは載っていないが、(物理学専攻の)院試に出る範囲はおおよそカバーしているから、学部生にとっては十分な内容である(「変分法」は別の本で勉強しなければならないが)。導出の丁寧さ以外にこの本で印象に残っている点を以下に2つ挙げる:・「粒子-波動の二重性」が詳しく説明されている。・有限井戸型ポテンシャルのエネルギー固有値は、ポテンシャルの壁よりも小さい値をとるが、これはエネルギー保存則を破っているように見える。この一見矛盾しているような事実に対して説明がなされている。】

  • 量子力学に関する書物はいくつか読んだが、この本の解説が最も平易に感じた。数学の展開も非常に丁寧に解説している印象。今にも量子力学で躓きそうな人は、躓く前にこの本をチェックしましょう。

  • かなり読みやすいです。
    原島も小出も朝永も、日本の量子論の古典は非常に読みやすいです。中でもこの本は初学者にもってこい。
    特に、一般的基礎の章は何度でも読み返すべきです。

  • 折角なので齧って見ようと、理解できるなどと期待せずに手を出してみたのですがこれが思いのほか解りやすい!ロングセラー良書です。説明が丁寧。

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著者プロフィール

東京工業大学名誉教授、理学博士。1908年 京城生まれ。東京大学理学部卒業。旧制第一高等学校教授、九州大学教授、東京工業大学教授、国際基督教大学教授、東京女子大学学長などを歴任。著書多数。

「2022年 『力学(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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