古本が古本を呼ぶ: 編集者の書棚

著者 :
  • 青弓社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787291578

作品紹介・あらすじ

一冊の古本との出合いが別の古本を呼び寄せる、果てしなく続く不思議な連鎖──。原稿紛失の話や編集者の習性、古本で儲けそこなった話や著者と編集者の微妙な関係など、黒子を脱いだ編集者が素顔をさらしてつづる、本と著者と出版社の世界。

感想・レビュー・書評

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  • まさにタイトルの通り。
    ここで紹介されている古本、読みたくなったので
    図書館で結構予約しました。

    書について言及されているエッセイをたくさん
    紹介してくれているので、お得な読み物です。

    昭和初期に、素晴らしい装丁の本をたくさん残した
    出版社砂小屋書房、なんて素敵な出版社も
    あったそうです。

    ほっといても売れるような作家は、自分の本を
    書店で大々的に場所を取らないようにしてほしい、
    その分、ほかの埋もれているような作家の本を
    おいてほしい、と自分から発信すべき、の
    ポイントはその通りだと思いました。
    誰か、やらないのかな。

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著者プロフィール

高橋輝次(たかはし・てるつぐ)
編集者、文筆家。1946 年三重県伊勢市に生まれ、神戸で育つ。大阪外国語大 学英語科卒業後、一年間協和銀行勤務。1969年に創元社に入社するも、1992 年には病気のために退社し、フリーの編集者となる。古本についての編著を なす。主な著書に『古本往来』(みずのわ出版)、『古本が古本を呼ぶ』(青弓社)、 『ぼくの創元社覚え書』(亀鳴屋)など。近刊に『雑誌渉猟日録 関西ふるほん 探検』(皓星社)、アンソロジーに『増補版 誤植読本』(ちくま文庫)、『タイトル読本』(左右社)などがある。

「2020年 『古本愛好家の読書日録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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