アクティブ・ブレイン式 記憶できる読書術

著者 :
  • 実務教育出版
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788907928

感想・レビュー・書評

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  • 20150918
    記憶できる読書術△
    矢沢大輔
    本の内容をアウトプットするのが目的の本
    本に書かれているスキルをインプットし、実践としてアウトプットしたい私にはあまり刺さらなかった。
    リーディングメモよりマインドマップ派。


    【記憶する】
    ①文字を文字のままではなく、イメージで頭に入れる
    ②人に話すことを前提に読む
    ③文章の構造を意識しながら、話の要点をつかむ
    ④全体像を捉えた上で読む
    ⑤本の内容を人に話す

    【憶える】
    ●単語
    2つの言葉で1コマの画像をつくり、チェーンのようにつなげていく
    →イメージ連結法

    写真を撮るように。

    意外性を加え、日常ではまず起こらない愉快で突飛なイメージを作り出す。

    1つずつ完結するから脳への負担が軽く、楽に憶えられる。

    ●抽象的な言葉のイメージ化
    内容を象徴する具体的なもの
    物流→クロネコヤマトのマーク
    音が類似する具体的なもの
    抽象的→チューしよう

    ●人名等のイメージ化
    名前を適当なところで区切って、それぞれをイメージに置き換える

    覚えておきたい重要事項は、キーワードを選びイメージ化して、イメージ連結法でつなぐ

    【読む】
    ●チャンク化
    本に出てくる情報をabcdefgと独立して捉えず、abcd=A、efg =Bとしてチャンク化して、意味を捉えながら読む

    ●本の内容を頭に残すため、できるだけ5つ以内にする(7±2の法則)

    ●本文を読んでいる時、今自分が読んでいるものの1階層上にあるメッセージ(見出し)は何かを意識する

    ●サマリー・リーディング
    後ろから前に向かってパラパラと小見出しを見てチェック
    文章を読まないように

    ●架空の読者に内容を教えるつもりで読む

    【アウトプット】
    ●簡潔にいうとこんな本です
    ●詳しい内容はこうです
    ●読んでみてこんな気付きや学びがありました

    ●この本を読むと何がわかるようになるの?
    何に役立つ本なの?
    読むメリットを10秒で話すなら?

    【生産性】
    生産性を高めるには、分母のインプット量ではなく、分子のアウトプット量を増やす




    ●記憶-海馬→記憶の入口の門番。情報の要不要を判断する。必要と判断されたものは記憶の保管場所の大脳皮質へ送られる。何度も繰り返し入る情報は大脳皮質へ。喜怒哀楽を伴う情報も。
    ∟扁桃体→海馬の隣。喜怒哀楽などの感情を発生させる。

  • 記憶できる読書法として、本のワードを画像としてイメージ化する「イメージ連結法」、要点を掴む「サマリーリーディング」「ピンポイントリーディング」について記載されていました。個人的には、後者の要点を掴む方法として、本の題名や目次、前書き、後書き、著者略歴を軽んじず、著者の主張したいポイントを把握した上で本文を読もうという気持ちになりました。

  • 早く読めればいいってもんじゃない、どうやったら内容を覚えられるのかという本。
    記憶するには対象となる言葉をイメージ化したものを連結し、アウトプットすることを前提に読み進めることが大事。なるほど。

    ・紙に書き出すアウトプットと声に出すアウトプット
    ・原稿を書くときまは、必ずリード「これはこういうニュースですよ」という短い文章から始める。
    ・リード、内容(3つのチャンク)、コメント にまとめる

    後ろから読むサマリーリーディングは、苦手な感じだけど、一冊じっくり理解しながらゆっくり読んだら何書いてあったか全く覚えてないというよくある事故が防げそう。ポイントを掴む、記憶するには、アウトプットを意識する、が大事。
    ゴロゴロしつつも2時間で読めた。
    2021.05

  • 人に話すことを前提に読む。
    インプットしているからアウトプットするのではなく、アウトプットするからインプットできる。

    アウトプットの形を決める。
    紙に書く。3分で本の説明をする。

    署名、リード(一言で言うと)、内容3つ、コメント。
    3つで収まらなければ、コメントに回す。

  • 2016 3 20
    8冊

  • ①記憶に残す具体的な方法は?
    ・イメージ化する
    ・人に話すことを前提に読む
    ・構造を意識して、要点を押さえがら読む
    ・全体を眺めたよ上で読む
    ・アウトプットする

    ②効率よく読む方法は?
    ・時間制限
    ・アウトプット
    ・中心点(本のタイトル、帯、袖、著者略歴、前書き、後書き、目次)を読んで、要約メッセージを探す。

    ③アウトプットの型とは?
    ・紙に書き出すアウトプット
    ・声に出すアウトプット
     1)簡潔に言うとこんな本です(リード)
     2)詳しい内容はこうです(内容)
     3)読んで、こんな気づきがありました(コメント)
    ・この本で何が分かる?何の役にたつ?を意識

    ④気づき
    ・「さおだけ屋がなぜ潰れないのか?」という本を読んでいたが、その理由を答えることができなかった。
    ・理解したから頭に入っているわけではなく、記憶に残す読書術(アウトプット速読法)
    ・アウトプットした瞬間に記憶に残る

  • 本を読む本の「点検読書」を著者の言葉で言い換えた内容。分かりやすかった。

  • ≪目次≫
    はじめに
    第1章  本の内容を記憶に残すには
    第2章  もっと「憶えられる」ようになる!
    第3章  もっと「効率よく読める」ようになる!
    第4章  もっと「人に伝えられる」ようになる!
    第5章  読書体験を「人生の糧」にするために

    ≪内容≫
    ”読んだ本の内容を頭に残し、その人に人生に役立つようにするには”という内容です。
    第1章の理想論はとても納得できます。ちょっとこの先にわくわくしましたが、第2章は記憶のための「イメージ連結法」の紹介です。まあ、わかりますが、すべてをそれで進めてもな…とちょっとがっかり。第3章の部分は、あっさり書いてありますが、一番難しいところ。特に「中心点」探しは慣れるまで大変だと思います。その後の「サマリーリーディング」「ピンポイントリーディング」は結局、その本を何回も(この説明だと最低3回は)読むことになるので、スピード、という点ではちょっと厄介です。第4章は、インプットしたものはアウトプットをしなければ意味がない、という話。これはわかります。そのために「リーディングマップ」を作るのはいいことです。そして、読書会(よくある同じ本をみんなで読んでくるのではなく、違う本をみんなに紹介するというもの)は、効果がありそうですね。第5章も至極当たり前のことが書かれています。

  • 山口佐貴子さんのBOWS読書会時の図書。
    記憶とPhotoReadngで内容がリンクされて、心地よかった。

    「この本のメリットを10秒で話すと、なんて話す?」
    →目的を持って読書に取り組み、強烈な映像イメージで記憶に残す方法論が書かれている書籍

  • 読書術?記憶術?
    難しいけどやってみます。

著者プロフィール

心と脳の仕組み研究所 所長。人と組織にブレークスルーを起こす「加速学習コーチ」。1963年大阪府生まれ。コピーライター時代(日本デザインセンター勤務)に、伊勢丹、三菱商事、TBSなどの広告を手がけ、国内外の広告賞を受賞。自己の強みを生かして夢を実現した経営者、クリエイターを取材するなかで、卓越した成果を生む「脳の使い方」があることを知り、NLPとコーチングを学び、研修・セミナー講師となる。これまで「記憶」「読書」セミナーでの受講者は延べ1000人(企業研修を除く)

「2015年 『稼げる記憶術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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