脱炭素時代を生き抜くための「エネルギー」入門 (素晴らしきサイエンス)
- 実務教育出版 (2021年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788908260
作品紹介・あらすじ
燃料電池やバイオマス、原子核エネルギーの最新情報までSDGsのためにも知っておきたい「エネルギー」についてすべてがわかる!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
最初の「エネルギーとは何か?」という話が非常に面白い。
本書の内容は石炭、石油、水力、火力、原子力など世の中の様々なエネルギーについてわかりやすく解説してありとても勉強になりました。
エネルギー問題はまだまだ問題も多く残っているようですが、クリーンで再生可能なエネルギーの開発も案外近くまで来ているかもしれません。 -
エネルギー問題は人間を取り巻くさまざまな要素の中で一番複雑なものであろう。
エネルギーについて語るのは誰にも簡単にできそうに見えるが複雑さを知らないで一面的に捉えての話が多い。
本書ではその複雑さを難解さを避けて理解させてくれるとい点で優れている。
-
この本に書かれたそれぞれの項目を掘り下げた次の本を探してゆきたい。 -
普段読まないタイプの本。
知識のアップデートの大切さを感じる本でした。
なんでも常にアップデートしていないと昔の人になっちゃいますね。 -
カーボンニュートラルの本を読む前に読んでおきたい一冊です。エネルギーとは何か。からやさしく解説しています。わかっているようで、わかっていないことをきちんと教えてくれているので、すっきりしました。
すでに知識のある方には物足りないかもしれません。
イラストがかわいい。とくに豆電球君。 -
あなたは「エネルギー」について、どこまで知っていますか?と聞かれて、知らないことがたくさんあることが分かった。
石油がどうやってできたかにはいくつか説がある。一番有名なのは、有機起源説だ。有機物や土砂がたまって化学反応を起こすことによって発生する。
しかし、細胞期限説があった。1993年 京都大学の研究グループが、静岡県にある相良油田から石油を分解する特殊な菌を発見。この菌は、石油や酸素のない環境に置かれると、二酸化炭素を使って細胞内に自分から原油を作り出す。驚きの技だな。
天然ガスについても驚きの事実があった。それは日本、しかも関東地方に大量に天然ガスが眠っている。関東地方だけでも埋蔵量は7350億㎥以上というから驚きだ。
しかし、採掘して利用するには問題があった。それは首都圏にあるので多くの地域で採掘制限している。かろうじて房総半島で採掘されているだけだった。
意外と知っているようです知らないエネルギー、いい勉強になった。 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/646547 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00558547