戦慄 (下) (ヴィレッジブックス)

著者 : コーディ・マクファディン 長島水際

• フリュー (2007年11月20日発売)

感想・レビュー・書評

[finger0217さんの感想 · 2024年1月20日]

ミステリとしても読み応えがありますし、「辛い人生でも、希望を捨てずに日々を生き抜いてゆく」ことが、心の傷を癒すことになる、というメッセージも強く感じます。

この後のシリーズ作品の中で、本作の登場人物が再び活躍してくれることを、願わくば幸せな人生を歩んでいることを期待したいと思います。

[+maki+さんの感想 · 2008年6月16日]

犯人が明かされた時の「やっぱりな」という感じは否めませんでしたが、そこに至るまでの物語の展開、人物の描写、そして物語の終わりは、とても面白かったと思います。この著者の前作も読みましたが、より、洗練されたような印象を受けました。次回作も期待大です。