ユリイカ2011年10月号 特集=現代俳句の新しい波

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791702282

感想・レビュー・書評

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  • 最近は扱うテーマの新規性・話題性で売っていたように感じますが、今月号はそうではなく、ありふれたテーマを深堀りして再確認にするというもの。
    内容も素晴らしくおもしろかったです。有季定型+写実が俳句の主流派である、という見方に媚びることなく、自由律俳句や多行形式などの作風も丁寧に紹介しています。
    勉強になりました!

  • ユリイカさん曰く…俳句にはまったくの門外漢であるけれど、その立場から現代の俳句状況に取り組んでみようかと思ったのです…
    最近、句作を始めた私にとって、とても嬉しいタイミングの特集。
    俳句は一行詩であるべきなのか、多行詩であってもよいのか…?60年代に起きたという前衛俳句運動の波に、多行詩表現があったことを知れたのは、とても興味深く、面白く読みました。

  • 俳句の特集。
    新しい文学的表現の試みが面白かった
    あと最後の電子書籍はつまらない、の話も。
    ことあるごとに電子書籍は言われるね
    途中の詩のコーナーでさりげなくピースまたよしの載ってたし

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著者プロフィール

1940年、兵庫県姫路市生まれ。
ドイツ文学者・エッセイスト。
主な著書に
『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、
『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、
『恩地孝四郎 一つの伝記』(読売文学賞)など。
訳書に
『カフカ小説全集』(全6巻、日本翻訳文化賞)、
『ファウスト』(毎日出版文化賞)など。

「2019年 『ことば事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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