食のクオリア

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791762767

感想・レビュー・書評

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  • 食事をもっと楽しんでいきたいと思いました。

  • 栄養学の視点ではなく、脳科学の視点と経験に基づくエッセイ集。
    脳科学者がなんで「食」なんだろうと思ったけど、そういや前に、茂木さんがラーメン二郎の分析をバラエティ番組で喋ってた事があったなと思い出し、味を感じるのは脳なわけで、まあ真っ当かなと思い図書館で手にしてみた。
    タイトル「食のクオリア」は内容を的確に一言であらわしていると思う。決して食べ物の味わいでもおいしさの秘密でもなく、食をクオリアとしてどう認知するかが主眼。最後の方に出てきた「食」と「食の場」の掛け算というのがわかりやすいと思った。

    「何を食べるかではなくて、誰と食べるか」という有名なフレーズを思い出す。

  • 2006.11

  • 異物が同化されてゆく快楽。

  • 衝動買いです

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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