ぢるぢる旅行記 総集編

著者 : ねこぢる

• 青林堂 (2001年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[彦一さんの感想 · 2006年10月31日]

ねこぢるＹはやっぱり山野一であってねこぢるではないと当たり前のことを。

[ｹｨｽさんの感想 · 2006年5月2日]

旅行完全版です。ねこぢるの中で好きな１作。独特な世界視線でﾘﾋﾟｰﾄしたくなる一作です。

[ひだるさんの感想 · 2006年3月22日]

ねこぢると旦那の旅行記（インド＋ネパール編）。独自の視線がぐー。しかも、感染力大。これを読んで、インドに行っちゃいました。ほんとにこんな感じだった。

[takasiさんの感想 · 2004年12月8日]

友人から借りた本です。今まで旅行記は、池澤夏樹やら、椎名誠やら読みましたが、こういうダークなのは初体験です。海外旅行に付き物の「気持ちの昂ぶり」がなくて(抑えて？)、じぃっと外国を眺めている人なんだろうなーと、勝手に想像しました。僕はこの人の作風は気に入りましたし、インドとネパールのお国柄に興味が湧きました。でも、客寄せのために海外旅行のパンフレットを作るなら、このライターは選べないですね、きっと。上司とかに絶対却下されると思われます。そんな作品。

[西塚さんの感想 · 2004年10月19日]

あの世界を一生知らないまま死んでいくのは なんだかバカバカしー程不幸だと思う…　　子供の頃、世界は混沌としていて、生死善悪清濁夢現全て、目の前に一緒くたに在った。ねこぢるの目を通して見たインドやネパールといった国は、まさしくそんな子供の頃の世界のようにいーかげんでデタラメで……、そして、きらきらと輝く魅力的な国なのだった。

[ピコリさんの感想 · 2004年10月14日]

ねこぢるの本の中では一番好き、人にも勧めやすい。過去に出た「インド編」に未完の「ネパール編」を追加した完全版ともいえる１冊。