- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794206350
作品紹介・あらすじ
虹や稲妻やオーロラなど空を彩る不思議な色と光の現象(大気光学現象)を美しい写真で解説した初めての図鑑。
感想・レビュー・書評
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天文学も気象学も全然得意ではないのですが、空を見るのが好きです。
だからこの手の図鑑は昔からときどき手にしてはうっとりしていました。
今回のこの本は、写真集よりちょっと科学寄り。
娘が4歳の時、「お月さまが赤っぽい時と白っぽいときがあるのは、なんで?」と聞いてきたことがあり、その時は簡単に光の屈折と散乱の話、空気中の塵の話などして説明しましたが、大体間違ってはいなかったことが今回わかりました。←遅っ
職場でよく、午前の早い時間に雨が上がると、大きな虹が見えるのです。
雨上がりなどで低い位置から太陽光線が射しこんだときに、素早く空を見上げるのがポイント。
でも、私が狙っているのは「環天頂アーク」という、上向きの虹。
日の出の2時間後か日の入りの2時間前に現れやすいんですって。
オーロラを見に行くのは大変だけれど、環天頂アークは何とかして見てみたいなあと思っています。
それほど珍しい気象現象ではないはずなのですが、いまのところご縁がありません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「図鑑」と書かれているから,何か調べものをするときに利用するために編集されたのかも知れないが,わたしは,通読してしまった。それほど面白い本。
わたしも,最初は,この本を図鑑のように使っていた。空に見た不思議な虹色が気になって同じような写真を探し出し調べてみる。すると,その虹色(例えば環天頂アーク)が出ている条件がよく似ている…ということは,「今,わたしが見ているそこ空に出ているのは○○に違いない」と断定する。と,ま,こうやって使ってきた。
本書には,その現象を起こす原因となる光の屈折や回折の説明も詳しく出ていて,とても参考になる。他に,こういうタイプの本を見たことはないので,なんとも言えないが,結構,お薦めの図鑑である。 -
NDC451
「虹や稲妻やオーロラなど空を彩る不思議な色と光の現象(大気光学現象)を美しい写真で解説した初めての図鑑。」
目次
1 空はなぜさまざまな色をあらわすのか
2 太陽の光はどのように変わるのか
3 さまざまな蜃気楼はどのようにしてできるのか
4 虹はなぜあのような形と色をあらわすのか
5 なぜ太陽や月のまわりに光の輪や暈があらわれるのか
6 さまざまな稲妻はどのようにつくられるか
7 オーロラや大気光はどのように光るのか
付章 夜空の色や光のスカイ・ショウを楽しもう -
空の写真を探しに来た生徒に貸出した本です。
返却後、しおりが挟んであることに気づきました。
オーロラのページに挟んでありました。
オーロラの写真が見たかったのでしょうか。
オーロラ綺麗です。
空の写真、全て綺麗です。
この本は私が赴任する前に購入された本です。
貸出があると返却後に手にとって、中を見ることができます。
時間がある時は背表紙のみを見るのでなく、中を見てある程度本の中身を把握しておくことも必要かもしれません。
2013年5月30日 木曜日 カウンター日記
今日は午後3時から図書室にてビデオ撮影がありました。
生徒3人がインタビューされていました。
本校は私学ですので、学校説明会用のDVD作成のための撮影です。
3人とも上手く話していました。
終了後に2人の生徒が図書室に残り、本を見ながらカウンターにて一緒に会話(おしゃべり)をしましたが、普段図書室に来ない生徒との会話は、楽しいだけでなく、常連さんとは違う何かを得られることがあります。
常連さんも常連さんでない生徒も、同じくらい可愛いです。
本校の生徒はなぜこんなに可愛いのでしょう。
インタビューを受けた中の一人、S君はテニス部のエース(?)
将来はパティシエになりたいとのことで、スポーツの方面に進むと思っていた司書は少し驚きました。
この子は常連さんでないのに、1、2回しか図書室を利用していないのになぜか名前をすぐに覚えました。家でお母さんとお姉さんがお菓子をよく作るから自分も作って「美味しい」と喜んでもらえたところからお菓子作りに興味を持ったということで・・・。
書き出すときりがなくなるのが司書の欠点でしょうか。
もう6時半になりますので後始末をして帰らなくては・・・・。 -
空の光とか色についての本。なぜそうなるのかという説明が書かれていて興味深かった。でもちょっと難しい・
2011/2/6 -
三十年ほど前の冬、菅平高原からの帰路、色とりどりの色に染まつた空に遭遇して大いに驚いた。また、十年ほど前、友人の車に同乗してゐて、縦に伸びた虹のやうなものも見た。それが、それぞれ彩雲と環天頂アークだとこの本で知つた。もつと早くこの本に出合つてゐたら、と少々悔やまれる。あ~さうか、己の問題意識の著しい欠如のせいだつたか? あ~恥ずかしい。それにしてもこの本は空に関する座右の書といふべき一冊である。
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「空」はこんなにも美しかったのか・・・!
日の出直前、闇を突き破るような劇的な変化を現わす「薄明」。
雲間から漏れる光が幾筋もの筋を作り神々の神秘を思わせる「光芒(こうぼう)」。
ごく身近な空から、オーロラ、ブロッケン現象、ダイアモンド・ダスト、蜃気楼など空の不可思議まで・・・すべてその素材は、「空気」「水蒸気」「太陽の光」だけです。
虹、幻日、彩雲など神秘に満ちた空の技術に、太古の人々は怖れ伏し、科学的に解き明かされた今でさえ私達は畏敬の念を禁じえません。
「宮澤賢治星の図誌」など賢治研究で知られる超高層物理学者、斎藤文一氏。
氏の解説は、歴史的逸話も混じえてわかりやすくとても楽しい。
時間をかけ丁寧に撮影された武田康男氏の美しい写真は、圧倒的な迫力で私達を魅了します。
各章末の武田氏の「観測ガイド」は写真撮影のご苦労とその喜びを分かつ最適な一文となっています。
美しくも神秘的な空の不思議を詰め込んだこの本。 -
大きめのカラー写真と詳細の解説がありがたいです。
朝焼け、夕焼け、虹にオーロラと見応えたっぷりです。 -
写真目当てで借りてみたのだけど、専門的な文章のほうが多くて難しかった。
わっかの虹とか、一度見てみたいです。