- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217127
作品紹介・あらすじ
仕事を断らず、人の都合で働いている…空気が読めすぎて、主張を押し殺してしまう…会社の役に立っていないと自分を責めがち…そんな「草食系」のストレスパターンを詳細に分析。そんなあなたに合った働き方とは?穏やかな性格を「強み」に変える方法。
感想・レビュー・書評
-
ストレスを減らすためにどういう心構えでいるといいか参考になった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「目標に向かって、邁進」というアツいビジネス書に
プレッシャーだけ高まる人は、草食系ビジネスマンかも。
そういう人のために、サバイバル術が満載。
成果を求めて走り続ける自分に疲れた時、
職場のドライな人間関係にさみしさを感じた時、
気分が楽になる本です。 -
自分が草食系かどうかはよくわからないが、
仕事の上でストレスを感じやすいタイプであるし、
そのストレス対処が下手であることも認識しており、
そんな自分にとってこの本は非常に参考になる内容であった。
<blockquote>とにかく「べき・ねば思考」の後は「したい行動」をするというのを
セットにして考えてください。</blockquote>
「~するべき」はわりとよく使っている。
自分がこうしてみたい、ということも「~するべき」と表現して、
自分を変に追い詰めてしまったり、
単純に嫌だけれどやらなくてはいけない仕事の場面で使ったり。
いずれにせよ自分を追い詰めてストレスになっていることには変わりない。
そんなときには、「~したい」と考えるようにして、
どうしても「べき・ねば思考」となるような場合も、
その嫌な仕事の後に、カフェで美味しいコーヒーを飲むなどの
「したい」ことでバランスをとることが大事だということ。
<blockquote>自分のための時間をつくらないと、自分の心はわからない</blockquote>
以前はちょっと暗めの照明にして、好きな音楽を聴きながら、
ぼーっと自分を内省してみるなんてことをやっていたのだけど、
この頃、なんだか追い立てられるような生活をしていて、そんな余裕もない。
コミュニケーション・オフにする時間を作って、
1日10分、寝る前などに瞑想する時間があると良いようだ。
自分のもやもやを整理して受け止める時間を作るだけで、
だいぶストレスの感じ方は変わるらしい。
<blockquote>健康を最優先する</blockquote>
仕事優先に考えて、食事や睡眠をおろそかにすることは多い。
そうやってがんばっている自分であることで精神的なバランスをとってみたり。
でも、それによって健康を損なってしまうリスクは高まるし、
実際に風邪をひきやすくなったりもしてしまう。
それは結果的に、仕事にマイナスの影響をもたらすわけで…。
やはり健康を最優先に考え、体が健康であることが心の健康にもつながるのだろう。
この本で、もうひとつ気になったことは、
成功者や幸せに生きている人の特性として、
<blockquote>「自分の人生はきっと良くなっていくはず」と無邪気に信じているということ</blockquote>
このただ信じるというのは、なんとなくなるほどと思った。
どちらかというと思考はネガティブにいきやすいほうだが、
でも、だけど、人生は良くなるんだ、とただ信じることができると、
確かにいい人生が歩めそうな気がしてくる。
僕のようなプレッシャーに弱く、
仕事に疲れを感じているビジネスパーソンには、
とても参考になる一冊ではないかと思う。 -
仕事術というより心構えでしょうか。図書館予約数は2(09/09/05現在)です。