定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー

  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794958181

感想・レビュー・書評

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  • トリュフォーによるヒッチコックへのロングインタビューは映画製作に対する互いの敬意とこだわりが垣間見えてくる。若造元批評家が大先輩映画監督に向かう批評は時折ダメ出しを容赦なく繰り出してくるが、根底にはリスペクトがあるのでサスペンスの巨匠は憤慨する事なく解説する。これぞ映画愛なんだよね。改めてヒッチコック初期作品を鑑賞すると、毎作新たな仕掛けが披露されている。趣向を凝らした映像表現は、CGが当たり前の現在においても堪能できる。言葉ではなく映像で感情を露わにする演出はまさに映画という芸術であろう。カット割りの技法も勉強になる映画読本の一級品だと豪語する。

  • 処女作から最後の作品まで、華麗なテクニックとその映画人生のすべてを、520枚の写真を駆使して大公開。ヒッチコックの魅力を満載した名著、待望の決定版!!(e-honより)

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著者プロフィール

フランソワ・トリュフォー(François Truffaut)
1932年、パリに生まれる。1984年、ガンのため死去。映画評論家を経て映画監督に。映画作品に『大人は判ってくれない』『突然炎のごとく』『恋のエチュード』『終電車』『隣の女』『日曜日が待ち遠しい!』など。著作に『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』『子供たちの時間』『ある映画の物語』など。

「2020年 『文庫 ある映画の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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