ソリューション・ゲーム 日常業務の謎 「このミス大賞」シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
3.10
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本棚登録 : 120
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663700

感想・レビュー・書評

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  • さらっと読めて面白いけどちょっと物足らないな。経理のおじさんに活躍の場が欲しいとこだ。

    本社の総務と工場の総務の関係がツボ。

  • 役員をつとめる父親のコネで入社した主人公は,いきなり子会社に出向,
    親会社のために探偵のような仕事する。

    個人情報の流出や在庫の私物化など,
    いかにもありそうなちょっとした不正を,表沙汰にすることなく闇に葬る。
    上司の染屋がかっこいいが,ちょっとできすぎの感じもする。

  • 大学卒業後、定職につこうとしない主人公が父親のコネで、大手会社に採用される。入社早々に子会社「株式会社ソリューションワークス」へと異動となり、そこの業務であるトラブル対応を引き受けることになってしまう。

    様々な評価はありますが前作「ブレイクスルー・トライアングル」が私的にはよかったので、二作目も読んでみましたが、この作品は特にハラハラドキドキする山場もなく、文章的にも特に引き込まれる事もなく、とりあえず読んだ感じです。残念!

  • 題材ほどにスタイリッシュさに欠ける

  • 『ブレイクスルー・トライアル』が気に入ったので読んでみまシタ。
    ん~・・・。微妙(笑。
    深夜30分枠ドラマの原作としてならアリだと思いマス。

  • タイトル通りとある会社で起きる事件の短編連作。
    人死にのないミステリ。シリーズ化しないかな。

  • 面白くないわけじゃないけど、もひとつインパクトが・・・・

  • アレ? 前作ってこんな感じだったっけ??
    つーくらいに軽快で面白いですね。「このミス」大賞シリーズ
    の2作目以降って結構微妙な作品が多かったような気がするんですが
    今作はこの2作目の方が良いのでは?

    短編連作形式にしたのが良かったんでしょうねー。
    そして大掛かりな仕掛けのストーリーではないのも、
    主人公の描き方も大げさでなく、現実的で引き込まれますね。
    その主人公を支える飄々としつつ、超毒っ気たっぷりな上司の
    キャラが秀逸。シリーズ化して欲しいなー。

    オビコメントの「IT企業版 スパイ大作戦」には
    騙されたけど結果OK(笑)。

  • 社内コンプライアンスを裏で解決していく部署に属するのは、一癖も二癖もある人々。中途採用の新入社員として入って来たのは親のコネまくりながら、その部署に才能を開花し染まっていく。後半の「誘拐?」の話でやっとミステリっくな内容が織り込まれて、ミステリっぽさを読みこませてもらった。ライトミステリのお手軽読本。

  • 大企業で重役をしている父親のコネで、大手企業TMCに中途入社が決まった東は、入社早々、関連会社のソリューションワークスへと出向になる。
    有能だが一風変わった経理スタッフの年配の男性と食えない社長の二人しかいない社の業務は、「ソリューション(問題解決)のなんでも屋」だ。TMCから発注されるトラブルを、合法・非合法問わず解決する。
    モラトリアムに浸り、サラリーマンを馬鹿にしていた東だったが、徐々に奇妙な仕事に惹きつけられていく。
    副題で日常業務の謎、とあるけれど、謎解きやミステリーというよりは、さくさくとテレビドラマみたいな手法で問題を解決する過程が主だった内容になっている。
    最後の章は正直蛇足な印象を受けた。
    軽く、現実味の薄い「なんでも屋稼業の楽しさ」で読ませるならば、最後までそのまま突っ走って欲しかった気がするなぁ。

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