- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796666763
感想・レビュー・書評
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☆☆☆$$最高に面白かった。今回は密室劇であるが、$$得意の人物描写と論理展開はまさに真骨頂だと思う。
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2012/09/14
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シリーズ4。厚労省の医療行政(病理解剖)の問題がテーマ。バチスタの次に好きかも。7割くらいが会議での論争で構成されてて一気読み。彦根の論破が気持ちいい。今日の朝刊にも病理解剖に関する記事出てた。
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とんでもない奴が現れた!という感じ。
論理展開はやりすぎな気も・・・。
揚げ足取りのような話をしていて何も残らない。
次の話へ繋ぐためには必要かもしれないけど、シリーズの中で1番つまらなかった。 -
ミステリーというよりも、今回は医療問題を取り巻く様々な環境を物語を通して私たちに訴えているような、ジャーナリズムに近い感じがしました。
色んな立場の医療関係者、官僚、司法、警察…。私個人は、医療って病院と医者と看護師と薬剤師くらいが繋がっているとしか知らなかったけれど、このシリーズを読んでいると、一筋縄では進まない医療社会があることに気づき、保身に走るそれぞれの立場の人間が本当にいるんだと思いました。医療に今も携わっている著者の作品だからこそ、現実に近いものがあるんだろうなぁ~って。しかし、重く難しい話でも、出てくる一癖も二癖もあるキャラクター達のおかげで、すいすいと読めてしまいました! -
読んだ
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Ai導入と、解剖との戦い?
八神、白鳥、西郷・・・厚生省と医師団のガチンコ頭脳戦。
新キャラも登場。
田口さんのひねくれ者加減と面白さがわかるかも。 -
シリーズものでこれだけ読んでもついていけないかも。
難しそうだけどあっさり読めました。 -
海堂作品1作目。
ラジオが面白く、読んでみることにした。
冒頭にエーアイが出てきたので、ドラマ化したものかと思っていたが、いつまでたっても事件は発生しない。現在の医療、司法問題の会議が中心となっている。官僚、法律家それぞれの主張を医翼主義者がメッタ切り。
作者が医者だからか、もっともなことをいっていると納得できる。これが立場が変わった場合、そっち側の主張を信じてしまうかもしれない。