イノセント・ゲリラの祝祭

著者 :
  • 宝島社
3.31
  • (164)
  • (401)
  • (770)
  • (171)
  • (38)
本棚登録 : 3429
感想 : 448
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796666763

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ☆☆☆$$最高に面白かった。今回は密室劇であるが、$$得意の人物描写と論理展開はまさに真骨頂だと思う。

  • 2012/09/14
    移動中

  • シリーズ4。厚労省の医療行政(病理解剖)の問題がテーマ。バチスタの次に好きかも。7割くらいが会議での論争で構成されてて一気読み。彦根の論破が気持ちいい。今日の朝刊にも病理解剖に関する記事出てた。

  • 彦根さんの語ったことは
    ずしっと心にきますね。

    リズムが良くて、途中で読むのを止めたくない
    読者を引き込む感じは流石。

  • とんでもない奴が現れた!という感じ。
    論理展開はやりすぎな気も・・・。

    揚げ足取りのような話をしていて何も残らない。
    次の話へ繋ぐためには必要かもしれないけど、シリーズの中で1番つまらなかった。

  • ミステリーというよりも、今回は医療問題を取り巻く様々な環境を物語を通して私たちに訴えているような、ジャーナリズムに近い感じがしました。
    色んな立場の医療関係者、官僚、司法、警察…。私個人は、医療って病院と医者と看護師と薬剤師くらいが繋がっているとしか知らなかったけれど、このシリーズを読んでいると、一筋縄では進まない医療社会があることに気づき、保身に走るそれぞれの立場の人間が本当にいるんだと思いました。医療に今も携わっている著者の作品だからこそ、現実に近いものがあるんだろうなぁ~って。しかし、重く難しい話でも、出てくる一癖も二癖もあるキャラクター達のおかげで、すいすいと読めてしまいました!

  • 読んだ

  • Ai導入と、解剖との戦い?

    八神、白鳥、西郷・・・厚生省と医師団のガチンコ頭脳戦。
    新キャラも登場。

    田口さんのひねくれ者加減と面白さがわかるかも。

  • シリーズものでこれだけ読んでもついていけないかも。
    難しそうだけどあっさり読めました。

  • 海堂作品1作目。
    ラジオが面白く、読んでみることにした。
    冒頭にエーアイが出てきたので、ドラマ化したものかと思っていたが、いつまでたっても事件は発生しない。現在の医療、司法問題の会議が中心となっている。官僚、法律家それぞれの主張を医翼主義者がメッタ切り。
    作者が医者だからか、もっともなことをいっていると納得できる。これが立場が変わった場合、そっち側の主張を信じてしまうかもしれない。

全448件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海堂尊の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×