ブレイクスルー・トライアル (宝島社文庫 C い 3-1)

著者 :
  • 宝島社
2.87
  • (24)
  • (94)
  • (266)
  • (146)
  • (34)
本棚登録 : 1567
感想 : 183
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796668279

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この作品は第5回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作です。
    もとコンピューターメーカーに勤務していた作者のデビューー作ということで、最新式の電子機器がふんだんに使われています。
    なかなか面白い本でした。
    いろいろな人間像が出てきますが、脇役である草壁梓と梁本剛のカップルがとても微笑ましくって好きです。
    きっとこれからの作品はもっと洗練されてくるのでは と思います。

  • 序盤の門脇丹羽コンビと破風崎たちのそれぞれのシーンが面白くて、どう展開していくか期待して読み勧めました。梓のシーンは弱いかな。
    実際の突入シーンは少し物足りなさを感じました。あれだけ派手に銃やバズーカをぶっ放しても中の者が気づかないとか、さすがに無理かと…。あれだけ内部を破壊してお咎め無しなのも??でした。
    資金繰りもどうしたのかわからないまま。
    突入までの流れが良かっただけに少し残念でした。

    「仲井」と「蛙」は同一人物だと勝手に推測してみました。

  • たまたま本屋さんで見つけた本。
    「チーム・バチスタの栄光」などでお馴染みの
    第五回『このミス』大賞受賞作です。

    ストーリーは、完璧なセキュリティのIT研究所に侵入し、
    ミッションをクリアすれば1億円が手に入るというイベントに
    元IT企業マンや強盗犯などがチャレンジするというお話。
    007だったりミッション・イン・ポッシブルを思い出させます。
    ストーリー展開が完全に僕の好み(笑)

    ちょっとした気晴らしに、この爽快なお話を是非。

  • 設定は結構魅力的なのですが、それがあまり生かされていない、という感じです。
    コンテストの設定など、甘いところもそこかしこに見られます。(早い段階で暴力的なチームが出ていたら、どうなるのか、など)
    そう、全体的に甘さが目立つ作品でした。

  • 映像っぽいなあと思いながら読んだ。
    映画とかだったら面白いかも。

    セキュリティのところは、やたら詳しいところと、曖昧っぽいところが
    ムラがあるように感じたけど、詳細にしたら
    テンポが悪くなるのかなあ、と思った。

  • 稚拙というか幼稚な文で読む勢いがそがれる。しかも構成が安直で大雑把なため空疎な感を否めない。なぜ大賞なのでしょう?

  • 設定としては良さげでそこそこ面白かったが、練りが足りず全てが中途半端。キャラを活かしきれてなかった。

  • 突拍子もなくトンデモ設定を噛ませてくるから、御都合主義的な物語になってしまっている。軽快に読める、と言うよりもあっさりし過ぎだ。
    発想自体は面白いし、侵入者としての考え方も新鮮だった。
    それだけに残念でならない。

  • 描写がイメージしにくい。
    読みにくい。

  • 面白いですが、予想外の結末は無く前半競技が始まるまでが長く感じました

全183件中 1 - 10件を表示

伊園旬の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×