憚(はばか)りながら

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 677
感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796675475

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに集中して読めた。ヤクザを利用する一般人 持ちつ持たれつ・・。
    ヤクザは街の潤滑油という所はある意味正解かも知れない。

  • 世の中で起きた暴力団がらみの事件、その裏側が面白く書かれています。島田紳助の、善意ひけらかしチャリティーの話とか、納得できるところが多いですよ。

  • とちゅうで飽きてしまった。

  • 山口組系のヤクザの組長の自叙伝。普段読まない本を読んでみたい、といったら薦められた本。人生哲学とかもそれなりに語っている仕立てみたいだが、よその世界の話としか思えない。。でも非日常に触れる物語として、「へぇーこんな世界もあるんだ」というおもしろさは満天。確かに薦められなければ絶対普段読まない本だった。

  • 元後藤組の組長のインタビュー。
    創価学会との攻防がメインのようです。口は悪いが言っていることに正論が多く、特に高齢者に対する考えには同意できます。
    本の最後に小さい文字で「後藤氏に対する本書の印税は、その全額が高齢者福祉及び児童福祉のために寄付されます」とあり小チンピラではないこの人の美学を感じます。

  • 誰でも追体験できる話ではないので興味深く名言が多いです。組織の話、リーダーの話はためになります。上司の悪口をいうような組織が良い組織であるはずがなく、それが常態であればその組織は何ごともなし得ない吹きだまりみたいな場所になってしまう…と思うと恐くなってきました。

  • 10000円手に入れたら5000円はポケットに入れておこう。
    この言葉そっくりそのまま自分にいいきかせました。
    後半の芸人の所は同感だなぁ~‼
    頭の良い方だなと思った。

    俺もいつでも一本で生きていけるぐらいの男になるため仕事に打ち込もう。

  • やくざの社会的意義は私にはよくわからない。でも、彼の文章から感じられる、リーダーシップとかけじめがつけられる人間を育てる力のある一つの組織なのかもしれない。今の教育システム、政治家とかにはその力が全く感じられないから、 かたぎに失われているなら、それは必要なシステムなのかもしれない。

  • 元後藤組・組長へのインタビューをまとめたもの。正直、読むのをやめようかと思いながら文字を追った。ただ時おり、心に響いてくる語りがあり惹き付けられた。第6章「生涯の友・野村秋介」のマスコミ批判、筋の通し方はこの本の中での5つ★部分だと思う。元組長の人生の来し方の回想にそれほど心が動かされなかった。堅気と違う世界が遠く感じられた。

  • 知らない世界を、垣間見た感じだった。

    芸能界のこととか、やっぱりそうだったんだ~と思うことなどあって、偽りなく明かしてくれた作者はすごいなと思った。

    完全に大人向きだけれど、読みやすかったです。

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