- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796675475
感想・レビュー・書評
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生きるフィールドは違えど、しっかりした価値観を持った方なのだなと思いました。
やはり、どの道でも、トップ層に立つ方々は、自分に確固たる信念を持ち、行動しているということですね。
著者は、カンボジア在住とのことですが、本書を読み様々な支援が実を結んだ結果なのですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元山口組 直参の組長手記。
暴力団と創価学会のつながりを暴露したのは良いと思う。
しかし自身もチンピラだと認めている。 -
元後藤組組長の本。
今は東南アジアに住んでいるんだよな。
彼の半生、創価学会、伊丹十三、バブル、芸能界、政界を記している。
以外に面白くって一気に読了。 -
元後藤組組長が己の半生を振り返る。
チンピラからヤクザになり山口組の若頭補佐にまでなる。武闘派・経済ヤクザとまで言われていたが、得度しヤクザの世界から去った。
全く知らない世界の話だった。
元ヤクザが現代の日本社会に物申していた。舌鋒鋭く読んでいて面白かった。裏も表の世界でも筋は通さんといかんでしょうに。 -
日本の裏の戦後史を学んだ感じ。反社会的行為は許されるものではないが、個々人が、書かれているような心構えを持つのも良いと思える。
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かつて伊丹十三監督・襲撃事件や山一抗争などで日本社会を震撼させた武闘派団体・山口系後藤組の後藤忠政組長(現在は得度して忠叡。)のインタビューをまとめた自伝。
「いやいや、全然憚ってない。」というのが、正直な感想である。冒頭では、自分は世の中の是非を問う立場にないと前置きしながらも、「ヤクザは必要悪である」、「愛人を不自由なく生活させる甲斐性のない男はだらしない」、「某番組での島田紳助のチャリティーオークションは、善意のみせびらかしだ。隠れてやれ」と、速攻で自らの立場を棚にあげるといった離れ業を披露している。
「腰を引いちゃいけない場面がある」と本人がいうように、いくつもの死線を乗り越え、一匹狼で大物ヤクザまで登りつめた男気はさすがである。数々の壮絶な乱闘、騒動、裏工作が語られているが、個人的には、『駿河銀行糞尿ばらまき事件』が原始的で一番印象に残っている。 -
山口組直参の後藤組元組長が書いた本
キヤノンの御手洗会長もけちょんけちょんに書かれていた。
昔の偉い人たちは、フェイスTOフェイスで話をし、重要なことを決めていたことをあらためて知った。また人格、人脈、カリスマ性が重要だなと思った。 -
ネットで伊丹十三氏を調べていたら、この本に出会う。
自分の感覚では、タブーな話がちらほら出てきて刺激的で面白かった。
正直後藤氏の生き方には憧れを少し抱く。