新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C ふ 1-4)
- 宝島社 (2010年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796680301
感想・レビュー・書評
-
万人向けじゃないけど、ノワール系の傑作と言っていいと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
230124
-
最悪の気分になれる本!
-
麻薬を残して失踪した娘を探す,元刑事の父親の話。
タイトルほど渇いてなく,むしろドロドロしてる。 -
いかんぜよ、お父さん。
どぶ池にどっぷりはまって、
溺れることもなく、
この先もぷかぷかと浮き続けるような読了感。
何回深呼吸しても、息苦しさは消えない。
まさに、果てしない・・・。
こんな読了感はめったに味わえない。
深町秋生さんの作品をもっともっと読みたくなった。 -
暴力や麻薬や好きに成れない主人公。最後も結局…って感じで、合わなかった。
-
徐々に2つの話が接近し、失踪した娘・加奈子の素顔が見えてくる。彼女を探す元刑事の父親は、見つけられるのか?
下巻の解説に池上冬樹が、ドライブ感がすごいと書いているが、ただ、それだけ。父親の取った行動はあり得ないし、完全に性格が破綻している。その娘の取った行動も、動機は辛うじて分かる気もするけれど、その結果がココまで大きくなるには、説得性が無い。
ドライブ感があるがために、何とか読めたけれど、そうで無ければずっと違和感を感じてそれが大きくなるばかりなので、私的には駄作。 -
こんなに主人公に共感できない小説も久しぶり。共感どころか嫌悪感。
話としては、こういうエログロは嫌いじゃないんだけど、オチがなぁ…