ケルベロスの肖像

著者 :
  • 宝島社
3.39
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本棚登録 : 2438
感想 : 357
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796698580

感想・レビュー・書評

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  • これが結末なのか…。
    いつもにましてふざけた台詞がちりばめられてて、一見ことはスムーズに進む。
    しかし最後には爆発。おしまい。
    誰かの夢の中のお話みたいだった。
    さみしいけれど、さようなら。

  • さすが完結というだけあって、今までのシリーズの人物がいっぱい出てきます。海堂さんファンにはたまらない感じですね。
    ただその反面、田口白鳥シリーズしか読んでない方にはあまり面白くないかもしれません。最低でも「螺鈿迷宮」を読んでいないと、え?これ誰?とちょっと置いてけぼりになってしまうかも…。
    ともあれ海堂さんの他いくつもの作品とリンクする面白さは健在です。最後のシーンでは、田口先生の成長も見られてこれで終わりなんだなぁと感慨深いものもありました。謎が残るような終わりにもなっていますので、桜宮シリーズ自体は今後も続くでしょうね。次回作も楽しみです。

  • バチスタシリーズ・最終章、物語は前作アリアドネから連続性があります。
    海堂さん自身にとっても宿願であろう、"Aiセンター"の行く末は如何に?

    ミステリーというよりはサスペンスな感じで、全ての謎が解明されたわけではありません。
    輝く天への伏線も含んでいるようで、それはまた別の機会に語られていくのでしょう。

    それでも、田口&白鳥の主人公としての活躍は最後となるようで、一区切りついています。
    といいながらも、『医学のたまご』でも再会できたように、どこかでまた会えるかと。

    - 願いごとは叶う。ただし半分だけ。

    田口さんと双子の物語もいつか、読んでみたいなぁ、、なんて。
    ん、桜宮サーガとして楽しみな種が沢山まかれているので、☆+1で。

  • 「田口・白鳥シリーズ」完結。作者の作品を読んでないと話の流れがわからないと思う。あとは「ブレイズメス1990」の続編「スリジエセンター1991」、「螺鈿迷宮」の続編「輝点炎上」、「モルフェウスの領域」の続編「アクアマリンの神殿」を待つだけ。

  • 田口×白鳥コンビの最終刊。
    モルフェウスの領域で東城大学病院がどうなるのか、というのは知っていたけれどそこまでの流れがここに記されています。

    ブラックペアン、ブレイズメス、そしてスリジエハートセンター。螺鈿迷宮からの流れをくんで、桜宮サーガ最高潮に達しています。
    出てくるメンバーもホント集大成。
    田口×白鳥コンビストーリーはもちろんですが、是非高階三部作も読んでからここにたどり着いてほしいところです。

    AIセンター設立に向けてのストーリーはここで終わりかもしれませんが、まだストーリーは続けてほしいですね~

  • シリーズ最終話…らしい。
    その余波?
    ありったけの関連人物が登場(笑)
    スピンオフ等で田口・白鳥の登場を待っています♪

    • hinasayoさん
      同感です。
      もっと長くてもよかった・・・
      同感です。
      もっと長くてもよかった・・・
      2012/07/06
  • 面白かったです。シリーズとして抜けているところがあるのか、登場人物が繋がらないところもありました。医療物なので少し難しいです。

  • シリーズ最後にしては、話が物足りなかったですね。少し残念でした。

  • 螺鈿迷宮を先に読んでおいて良かった
    と語り口が田口に戻ってなんかホッとした気持ちになったなー
    で中身の方は強烈新キャラと桜宮市の暗部との対決と謎を残した終わり方
    氷姫との初対面はなんとなく期待外れに終わったけどまだまだ含みがありそう
    ずっと続いてほしいな〜

  • ドラマでチラチラ観てたこのシリーズ、はじめて小説で読んでみた。

    シリーズものを途中から読む私が悪いのだが、 内輪ネタが多くて分からないことが色々あった。シリーズ物はしっかり順番を守ろうと思った。

    ドラマで見た螺鈿迷宮は、スリリングで医療に対する問題提起も感じられて面白かったのだが、今回はそういう感じはあまり無かった。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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