愛しの焔~ゆめまぼろしのごとく~1 (Flex comix)

著者 : もとむらえり

• ソフトバンククリエイティブ (2008年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[spicaholicさんの感想 · 2009年6月14日]

　もとむらえりさんの人生初の単行本だそうですが、デビュー作とは思えないくらい美しい絵なのです。内容は簡潔にいうと、織田信長VS明智光秀、光秀が女だったっていうストーリーです。絵もキャラクタそれぞれも設定も魅力的、なのになぜか物足りない、おしいかんじです。信長のお蜜（光秀）に対する執着とか、主人公ふたりのからみがもっと欲しかったです。信長がお蜜に執心しながらも、帰蝶を手ごめにする経緯とか道三死後のストーリー展開、光秀が復讐を果たそうとするタイミングに合点いかないとこがありました。信長に光秀＝お蜜と早い段階で気付かせすぎて、せっかく信長が女も男も美しいものは愛でるという設定あまり生きてませんでした。ほんとなんだかおしい感じなんです。うまく言えないんですが。

[toritottoさんの感想 · 2012年11月1日]

明智光秀と織田信長の話。
明智光秀が女です。

[GYANKOさんの感想 · 2011年4月10日]

織田信長と明智光秀の愛憎劇。全４巻。
第一話の最後で驚きの展開になります。いや…ホント驚きましたよ。
そんな馬鹿な！とか思いつつも、何だかんだで読んでしまった作品。

色々とツッコミたいところも多いのですが…
とりあえず、信長と光秀…何歳？とだけ言っておきましょうか。
お二方とも美しすぎる。

なかなか斬新だったのが、最終巻エピローグでの天海の出自。
天海については色々な説がありますが、この漫画ならではの設定がされています。そうきたか…。

[千早さんの感想 · 2009年11月27日]

もとむらえりさんデビュー作。
『男』として育てられた『女』の明智光秀と、織田信長の話。
すべての絵が美しすぎて見とれてしまいます。愛しすぎる。

[ozekiさんの感想 · 2009年10月17日]

信長と光秀の愛憎劇。しょっぱなから度肝抜かれること間違いなし。
どうしよう。道三様がカッコイイ。

[こじゃさんの感想 · 2009年6月21日]

隣国・尾張の『うつけ殿』織田信長のもとに嫁ぐこととなった美濃の帰蝶。
子供の頃から慕っている明智十兵衛光秀との仲を裂かれることが辛く、泣いて嫌がるが、十兵衛には“秘策”があるという。
いよいよ輿入れとなった日、十兵衛の姿が見えないことで落胆する帰蝶だったが、側にやってきた侍女を見て驚いた。馬に颯爽と乗り、麗しくも健康的な“侍女”姿の十兵衛が『ミツ』と名を変え同行していた！
途中、『サンスケ』と名乗るならず者に難癖をつけられ通行を止められた一行だったが、ミツの度胸に惚れたサンスケは通行を許可する。
婚儀がつつがなく行われたその夜、ミツはサンスケに再会し、愛を告げられる。

――女として生まれながら、斉藤道三によって男・明智十兵衛光秀として育てられてきたミツ。
道三様のために生き、道三様の為に死ぬ。
ミツとして信長の側でその同行を探り、十兵衛として道三にその報告をする生活が始まる。

（2008/9/25　読了）

[りょう。さんの感想 · 2008年7月27日]

普通に面白かったです。
ラブラブ好きの私としては二人の結末が悲恋だということがわかっているのでちょっと寂しいですが。
明智が女なのはコンセプトなので突っ込みません。ただ…市がおかしいよ、市が。

[ほたさんの感想 · 2008年4月19日]

ＢＬ？と思いきや・・・びっくりしたｗすごい設定だわ〜

[かなのさんの感想 · 2008年4月13日]

信長に輿入れする帰蝶の一行の中には侍女として光秀が紛れ込んでいて･･･。
あぁ、これが信長だなとかきっと惚れたなとか思っていたら、途中でびっくり仰天しました。