- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797350081
作品紹介・あらすじ
青い大海原の中、白波を立てて走る船の姿はかっこいいものです。本書では「なぜ船は水に浮かぶのか?」といった基礎のキソから、クルーズ客船、コンテナ船、タンカー、LNG船、高速カーフェリー、水中翼船にいたるまで、船の特徴を写真と図解で解説。船ができるまで、船を走らせる技術、構造強度、運航技術、港やドックの秘密まで盛り込んでいるので、これ1冊で船のすべてがわかります。
感想・レビュー・書評
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船に関する雑学の詰め合わせ。
輸送における船の役割、船の種類、船の構造、機関、そして客船の内部などについて、まんべんなく、一項目につき見開き2ページずつの分量で、図解、写真とともに掲載。
客船の説明に多くのページが書かれているが、私の希望を言えば、働く船や特定の業務に特化した特殊な船などについてもっと載っていればよかった。
でも、一般的には面白いと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが『船の科学』でないのがまったくもって正しい、パンフレット的な船の四方山紹介本。
コンテナ荷役、接岸技術、バルバスバウやポッド推進器など、個人的に最近知った用語が満遍なく載ってはいるのだが、どれも"詳細"ではなく"紹介"止まり。よって深く技術を把握するには全く向いてないのだが、"図解雑学"シリーズみたいな無理な図描写があるわけではなく、オールカラーで解説もわかりやすい。
そういうものだとわかってさらっと読み流す分には楽しめる一冊。 -
主にフェリー・タンカーといった民間の船を中心に船の種類や船を燃費良く設計する考え方を説明している。港湾の仕事が変わった説明は面白かった。船の構造や航海術、軍艦の話もあると更に良かった。
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船に関する制御技術について勉強しようと思い借りてみた本だが、技術面というよりも船全般の雑学が詰まった本という感想である。私にとって無縁な豪華客船の内装まで見せてもらいなかなか面白かった。技術面については船に関する力学的なことや、船の形や種類、貨物の積み方や、マイクロバブルといったローテクのようなハイテクのような技術まで色々な知識が詰まっていたという感想である。技術面については触り程度なので他の本で知識を深めてみたいと思う。