- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797369700
感想・レビュー・書評
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方程式の効果と誕生の歴史。
コンパクトにまとめているが数式なのでむずかしいのでパラ読み。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
17 EQUATIONS THAT CHANGED THE WORLD
https://www.sbcr.jp/products/4797369700.html -
古代文明の時代から知られていた方程式から現代物理学やファイナンス理論で使われる数式まで、幅広い方程式が取り上げられている。
数学的な定理を表現するための方程式、何らかの物理量から他の物理量を算出するために使われる方程式から、世界の捉え方を数式という形で表す方程式まで、一言で方程式と言っても様々なものがあるということが感じられた。
特に、現代の物理学や経済理論で使われる数式は、どちらかという世界の理解を数式で表したという性格が強くなってきており、その前提条件や使い方を間違えると、とんでもない結果を導き出すこともある(トンデモ科学や経済危機など)。
筆者が数学や物理学だけではなく、広く社会や経済、歴史にも見識があるだけに、方程式をきっかけにしてとても広がりのあるストーリーが展開されており、読んでいて飽きることがなかった。 -
難しい!
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語り口が興味深く読み進める。
若ければ詳細に読みたいところ。
興味のあるところのみ読む。 -
飲みながら史上最強のベストイレブンについて語り合ったりするみたいなワクワク感。「そう来るかぁ〜」的なニヤリだったり、「そんなの知らんかった」的なヘェ〜が一杯です。著者イアン・スチュアートのチョイスの幅に揺られます。訳者あとがきにあるように、数学的定理と自然法則や社会的モデルのふたつの種類の方程式が混在してるからでしょう。しかし、その分類に関わらず、方程式が方程式を生む、ような一貫した流れが感じられ、まさに、17個の方程式は、我々人類を今の場所に連れて来たオールスターなのでしょう。理解しているかどうかは別として、方程式って我々の中に染み込んでいることを実感。
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数式の説明は文系の私には理解不能だが、それ以外のエピソードは興味深かった。どうやらこの世界、宇宙の事象を説明するには数式を用いるのが最も都合がいいらしい。