バトンタッチ

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797376142

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと、著者の今までの"まとめ"すぎた。

  • ・キャリアとはベストを尽くした結果が周囲に評価されて「上から降ってくる」ものではないか。
    ・我々がやっているのは研究ではなくビジネスだ。お客様の要望に応えて、期待される価値を提供しなくては、ビジネスとして成立しない。
    ・リサーチ重視の戦略では時代の変化についていけない。ぱっとひらめいたアイデアを即実行、うまくいかなければ仮説を修正して、また実行。この仮説検証のサイクルをどれだけはやく回せるかがビジネス成功のカギなのだ。
    ・上司のせいにして、何かの言い訳にしていないか。
    ・チームの成果を最大化するのがリーダーの役割だが、九州人のせいか、おだてたり、意図的に人をほめることができない。
    ・マクドナルドの機密事項はすべて「絵」。「絵」で伝える効果
    1、相手のレベル、人数にかかわらず伝わる
    2、必ず記憶に残る
    3、一瞬で課題がわかり、決断できる。
    ただし、一つの絵に盛り込むのは一つのメッセージだけ。
    絵は説明ツールというよりは、一瞬の理解を共有するためのツール
    ・ポテンシャルとは「学ぶ力」いくつになっても関係ない。
    ・仕事の受け方
    1、期待される効果を確認する
    2、スケジュール、納期
    3、使っていいコスト
    ・学ぶリーダーは「ちょっとこれ教えてくれ」と部下に言える。

  • リーダーの使命はチームのパフォーマンスを最大化するために全力を尽くすことであり、挑戦し、成長し続けるしかない
    異論があれば相手が上司であろうと遠慮なく議論し、成果を追求すべき
    最初は自分の未熟さが嫌になることもあるが、その未熟さを素直に受け入れるのが、上司としての初めの一歩
    ポテンシャルとは学ぶ力
    人材育成とは忍耐でもあり、自分自身にいくら厳しくしてもいいが、同じ厳しさを部下や上司に押し付けるのは身勝手である
    キャリアとは、目の前の仕事にベストを尽くした結果を評価されて上から降ってくるもの

  • アップル、マクドナルドそして2014年にはベネッセと渡り歩きプロ経営者として名高い筆者からこれからのリーダーへのメッセージ。目の前の仕事に集中することでキャリアは作られるとあるが、自身のような壮絶な過去があってこそとも思える。いまなお学び、挑戦し続けている筆者から学ぶことは多い。

著者プロフィール

長崎県佐世保市出身。元アップルコンピュータ株式会社代表取締役社長兼米国アップルコンピュータ社副社長。2004年よりマクドナルドCEOに就任。前任の創業者社長である藤田田が進めてきたバリュー戦略の見直しを次々に打ち出し、行き過ぎた安売りで失墜したマクドナルドのブランドイメージの建て直しに奔走、短期間で建て直した。その経営手腕の評価から、2009年12月に「GQ Men of the Year 2009」の一人に選ばれ、2011年10月には日本経団連の関連組織である経済広報センターより「企業広報経営者賞」を受賞した。その後、2013年6月にソニーとベネッセホールディングスの社外取締役に就任。2013年8月27日付けで日本マクドナルドの社長を退任。現在は日本マクドナルドホールディンクス株式会社の代表取締役会長兼社長兼CEOを務める。

「2014年 『バトンタッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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