「想い」と「アイデア」で世界を変える ゴミを宝に変えるすごい仕組み 株式会社ナカダイの挑戦
- SBクリエイティブ (2016年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797388794
作品紹介・あらすじ
産廃処理界の異端児が初めて語る「想い」を「アイデア」に変え、イノベーションを起こす方法とは?
環境問題への取り組みが企業の必須となっている現代、「産廃処理業」から「総合リサイクル業」に転換をはかろうとしているのが、群馬県前橋市で50年に渡って産廃処理業を営む株式会社ナカダイの中台澄之氏です。
大学卒業後、証券会社の営業マンとして働いていた著者は、実家がこれまでの鉄スクラップ業から産廃処理業へと方向転換をはかるのを機に、自ら志願して、家業であるナカダイに入社。古い慣習が多い産廃処理業界に、中台氏は証券会社で学んだビジネススキルや営業力を武器に、ナカダイを改革するべく、一人で仕組みづくりから営業まで、奔走します。
「“捨てる”と“使う”をつなぐ仕事をしたい」
「カイゼンではダメ。大切なのはイノベーション」
本書では、そんな想いを胸に、アイデアとビジネススキルを武器に古い業界の慣習を次々と打ち破る著者の「産廃」や「ビジネス」に対する想いや考え方、また、改革を実践するために社内外で行ってきたことなど、様々なエピソードをまじえながら紹介します。
新規事業や起業のアイデアを探している人や社会起業や環境ビジネスに興味のある人、また、想いをアイデアに変えビジネスにする一連の流れは、すべてのビジネスパーソンにとって参考になる一冊です。
感想・レビュー・書評
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「産廃処理業」から「総合リサイクル業」へと転身、いや進化していった株式会社のナカダイの取り組みは非常に素晴らしいものだと思いました。
著者の生い立ちの話も興味深く、子供時代からの経験が今のナカダイを作っているんだなというのがよくわかります。
面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
行動力や努力もあるんでしょうが、少年期や大学時代のお話を聞くと、人とは違うものを持っているのだと思います。
成功のための方法論を語っている本ではない。どう生きてきたかを振り返ってます。
証券会社時代の不遇の時期はひどい話ですね。ボクならつぶれてしまっている。